國防部（?。─巫T克非報(bào)道官は6日、米國の「中國を巡る軍事及び安全保障上の動向に関する年次報(bào)告書2022年版」について、以下の談話を発表した。

米國防総省はこのほど「中國を巡る軍事及び安全保障上の動向に関する年次報(bào)告書2022年版」を発表して、中國の國防政策と軍事戦略を歪曲し、中國の軍事力の発展についていわれなき憶測をし、臺灣問題において中國の內(nèi)政に粗暴に干渉した。これは、いわゆる「中國の軍事的脅威」を誇張?宣伝するいつもの手口である。中國はこれに強(qiáng)い不満と斷固たる反対を表明する。すでに米側(cè)に厳正な申し入れを行った。

中國は平和的発展路線を堅(jiān)持し、防御的國防政策を遂行しており、常に世界平和の建設(shè)者、世界の発展への貢獻(xiàn)者、國際秩序の擁護(hù)者である。中國の軍事力の発展は、國家の主権と安全保障及び発展上の利益を守るためのものであり、どれだけ発展しようとも、永遠(yuǎn)に覇権を唱えず、永遠(yuǎn)に拡張に走らない。

臺灣地區(qū)は中國の臺灣地區(qū)であり、臺灣問題の解決は中國人自身が決定することである。 現(xiàn)在、米國の一部は「臺灣を利用して中國を牽制する」との幻想にしがみつき、民進(jìn)黨當(dāng)局も「米國に頼り獨(dú)立を謀る」ことを企てている。これが臺灣海峽情勢の緊張の根本的原因である。我々は、臺灣海峽の平和?安定維持に盡力するが、武力行使の放棄は斷じて約束せず、必要なあらゆる措置を講じる選択肢を保留する。中國軍には、いかなる外部の干渉や「臺灣獨(dú)立」の分裂の企ても打ち砕き、祖國の完全統(tǒng)一を?qū)g現(xiàn)する自信と能力がある。

米國は報(bào)告書の中で、中國の核戦力の近代化についてあれこれ批判をし、勝手な推測をしたが、実は最もすべきは、自國の核政策についての自己批判と省察である。米國は世界最大の核兵器保有國であり、「核の3本柱」へと核戦力の高度化を続け、戦術(shù)核兵器を大々的に開発し、前方配備を図り、核兵器使用の條件を下げ、米英豪3ヶ國の安全保障枠組み（AUKUS）を通じて核拡散を行い、ますます核紛爭の火種となっている。中國が自衛(wèi)防御の核戦略を揺るぎなく遂行し、いかなる時(shí)、いかなる狀況下においても核先制不使用政策を厳守し、核戦力を國家の安全保障に必要な最小限の水準(zhǔn)に維持していることを強(qiáng)調(diào)しておく必要がある。

我々は米國に対して、冷戦思考を棄て去り、誤った対中認(rèn)識を正し、中國の國防?軍隊(duì)建設(shè)を客観的かつ理性的に受け止め、誤った言論及び関連報(bào)告書の発表を止め、実際の行動によって両國?両軍関係が健全な安定的発展の軌道に戻る後押しをするよう促す。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2022年12月7日