イラスト作成?馬宏亮（イラストの著作権は人民網(wǎng)が保有。無斷転載禁止）

米連邦準(zhǔn)備理事會（FRB）は先ごろ、0.5％の再利上げを発表した。FRBの政策金利は過去15年間で最高の4.25～4.5％となった。FRBは國內(nèi)のインフレを抑制するため、昨年に入ってから利上げを続け、世界経済の回復(fù)に深刻な打撃を與えている。國連貿(mào)易開発會議（UNCTAD）は、FRBが1％利上げするごとに、それから3年以內(nèi)に他の富裕國の経済生産は0.5％下落し、発展途上國の経済生産は0.8％下落すると指摘する。FRBの利上げ加速は、他國の資本の流出を引き起こす一方で、新興國や他の発展途上エコノミーの債務(wù)圧力をいたずらに高める。米國は世界経済に重要な影響力を持つ大國であるにもかかわらず、新型コロナウイルス感染癥のパンデミック後の世界経済回復(fù)に原動力を提供しないどころか、「米國第一」を堅持して危機の責(zé)任を転嫁し、自國の利益のみを図る真の姿を余すところなく見せている。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2023年1月3日