中國の華北エリアで最大規(guī)模となるノンポイント汚染浄化?放水再生利用プロジェクトである、天津市津南區(qū)再生水利用及び水生態(tài)総合修復(fù)プロジェクトが竣工した。これは天津初のノンポイント汚染浄化と放水再生を同時に行うプロジェクトとなっている。中央テレビニュースが伝えた。

紹介によると、同プロジェクトは3つのセクションに分けられており、そのうち第1セクションはプロジェクト全體の重點となっている。同セクションは主に八里灣生態(tài)片區(qū)水面及び森林地の計1萬5000ムーに及ぶ。人工濕地水質(zhì)浄化システムを構(gòu)築し、周辺のノンポイント汚染の流れをせき止め、津沽汚水処理場の1日20萬トンの再生水を生態(tài)涵養(yǎng)後に河川に放出することで、水質(zhì)をⅣ類水基準(zhǔn)以上にする。

情報によると、水中に水質(zhì)自動観測ステーションなどの設(shè)備を設(shè)置することで、技術(shù)者は水の流れをコントロールし、水質(zhì)の変化を観測できる。第1セクション以外にも、第2?3セクションも同時に完成した。挺水植物の栽培、生態(tài)浮島の設(shè)置などの各種手段により、河川の各レベル表流濕地システムを構(gòu)築する。また河川の水自浄能力を取り戻し、生態(tài)バランスを維持する。

関係責(zé)任者によると、プロジェクトの竣工後、再生水が外部からの送水に代わり現(xiàn)地の農(nóng)業(yè)発展及び生態(tài)用水の主要水源になる。これにより生態(tài)及び農(nóng)業(yè)給水の逼迫を効果的に緩和し、地域の水環(huán)境の質(zhì)を効果的に改善する。同時に濕地そのものが備える高いカーボンシンク機能により、年間の二酸化炭素固定量を267トン増やし、都市の微気候を改善し、地域のカーボンニュートラルの目標(biāo)達成を支える。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2023年1月4日