秦剛外交部長（外相）は11日、アフリカ連合（AU）委員會のファキ委員長との共同記者會見で、「中國がアフリカを『債務(wù)の罠』にはめた」との不當(dāng)な非難に反論した。新華社が伝えた。

秦部長は「中國は常にアフリカの債務(wù)圧力の軽減を支援すべく盡力している。主要20ヶ國?地域（G20）債務(wù)支払猶予イニシアティブに積極的に參加し、アフリカ19ヶ國と債務(wù)支払猶予協(xié)定または債務(wù)支払猶予合意を結(jié)んでおり、G20の中で中國の債務(wù)支払猶予額が最大だ。世界銀行の統(tǒng)計(jì)によると、アフリカ全體の対外債務(wù)のうち、多國間金融機(jī)関と商業(yè)債権者が4分の3近くを占めており、最大の債権者となっている。彼らはアフリカの債務(wù)軽減問題において、より大きな役割を果たすことができるし、そうするべきだ」と指摘。

「アフリカの債務(wù)問題の本質(zhì)は発展の問題だ。アフリカの債務(wù)問題の解決には、債務(wù)処理などの手段を通じた一時的な解決だけでなく、アフリカの自立的かつ持続可能な発展能力の向上という根本的な解決も必要だ。中國の対アフリカ融資協(xié)力は、主にインフラ整備と生産性の分野に関わっており、アフリカの自立的かつ持続的な発展能力の向上に著眼している。中國のアフリカに対するいわゆる『債務(wù)の罠』は、中國とアフリカに押し付けられた言説の罠である。中國がアフリカに実施したプロジェクトや協(xié)力はアフリカの発展と民生改善に貢獻(xiàn)している。これについては、アフリカの人々に最も発言権がある。中國は引き続きアフリカの人々の意向を尊重し、アフリカの実際の狀況に立腳し、中國アフリカ協(xié)力を通じてアフリカの人々に確かな利益をもたらし、より良い共同発展を?qū)g現(xiàn)していく」と強(qiáng)調(diào)した。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2023年1月12日