湖南省長(zhǎng)沙市は活気あふれる街として知られている。街中では、早朝から熱々の米粉（ビーフン）の湯気が立ち上り、活気が漂っている。人民網(wǎng)が報(bào)じた。

長(zhǎng)沙ビーフン。（撮影?袁蒙）

湖南省の人々はビーフンが大好きで、地域によってビーフンの特徴も異なっている。長(zhǎng)沙市のビーフン店はほとんどが街角や小さな通りに隠れている。店の外観は立派ではないもの、おいしそうな香りにつられて多くの客がやって來(lái)る。

陳學(xué)義さん（48）は、長(zhǎng)沙市でビーフン店を経営して27年になる。朝4時(shí)からスープやタレ、トッピングの仕込みを始め、客が來(lái)るとビーフンを茹でて出す。こうした作業(yè)が夜までずっと続く。

ビーフン店を経営する陳學(xué)義さん。（撮影?袁蒙）

陳さんの小さな店には、おいしいビーフンを食べに、客がひっきりなしにやって來(lái)る?！附衲?、お客さんがまた増えてきた。近所の人もたくさんやって來(lái)るし、他の地域から長(zhǎng)沙に旅行に來(lái)た観光客も多い。今は1日に300－400杯売れる」という。

長(zhǎng)沙ビーフン。（撮影?袁蒙）

ビーフンに刻んだ塩漬け辛子のトッピングを入れる客。（撮影?袁蒙）

様々な好みの客を満足させようと、他のビーフン店は新商品を次々と打ち出しているのに対して、陳さんは「湖南人」のスピリッツと誇りを保ち、メニューは「細(xì)切り肉ビーフン」だけというこだわりようだ。「ビーフンは新鮮な食材だけでなく、心を込めて作ることも必要。たくさんのお客さんが來(lái)てくれるのはとてもうれしいけれど、今の忙しさでちょうどいい。多すぎると手が回らなくなってしまうから」と陳さんは語(yǔ)った。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2023年3月17日