街中で披露される獅子舞。畫像は取材対応者が提供

獅子舞の舞子である胡隆穎(24)といとこの胡金山さんは今月1日、マレーシアのクアラルンプールを訪問し、「獅子舞王座決定戦」に出場(chǎng)した。中國(guó)新聞網(wǎng)が報(bào)じた。

広西壯（チワン）族自治區(qū)梧州市藤県出身の2人は幼い頃から獅子舞が大好きだった。「獅子舞王座決定戦」出場(chǎng)は、2人にとってチャンスであり、チャレンジでもある。胡隆穎さんは、「難度の高い技を約20種類、一生懸命練習(xí)してきた。演舞を通して、一人でも多くの外國(guó)人に藤県の獅子舞を好きになってもらいたい」と語(yǔ)る。

獅子舞は中國(guó)やマレーシア、シンガポールなど、アジアの伝統(tǒng)蕓能の一つだ。藤県の獅子舞は、高いポールの上を軽快に跳ね回るのが特徴で、難度が高いことで有名だ。2011年、藤県の獅子舞は、中國(guó)の國(guó)家級(jí)無(wú)形文化遺産に指定された。

獅子舞。畫像は取材対応者が提供

胡隆穎さんは、「近年、マレーシアやシンガポールで何度も獅子舞を披露したり、國(guó)際的な獅子舞の大會(huì)に出場(chǎng)したりしている。藤県の獅子舞は、東南アジア諸國(guó)連合(ASEAN)諸國(guó)でとても人気がある」とし、「獅子舞をマスターするために、苦しい練習(xí)を積んできた」と話す。

そして、「ステージ上で美しい演舞を披露するためには、毎日コツコツと地道な練習(xí)を積み重ねるしかない。獅子舞を練習(xí)するうえで一番たいへんなのは、継続と身體能力訓(xùn)練。16歳の時(shí)から獅子舞の練習(xí)を始めたが、重要な祝祭日を除いて、ほぼ毎日6時(shí)間以上ハードな練習(xí)をしている。寒い冬も、暑い夏も、練習(xí)が途切れたことは一度もない」と語(yǔ)った。

コンビで出場(chǎng)した獅子舞の試合で記念寫真を撮影する胡隆穎さんと胡金山さん。畫像は取材対応者が提供

藤県の獅子舞は近年、海外に進(jìn)出し、シンガポールやブルネイ、タイ、ベトナムといったASEAN加盟國(guó)で文化交流が展開されている。また、中國(guó)とASEAN諸國(guó)が共同で開催する獅子舞の大會(huì)では、何度も賞を受賞してきた。例えば、マレーシアの「獅子舞王座決定戦」、「獅子舞招待試合」、インドネシア?ジャカルタの「獅子舞王座決定戦」、「中國(guó)?ASEAN國(guó)際獅子舞招待試合」では、世界チャンピオンにもなってきた。

藤県龍獅運(yùn)動(dòng)協(xié)會(huì)の鄧彬光副會(huì)長(zhǎng)は、「獅子舞のルーツは中國(guó)で、現(xiàn)在はASEAN諸國(guó)でとても人気がある。中國(guó)伝統(tǒng)の獅子舞が新技術(shù)や新メディアなどを通して、ASEAN諸國(guó)の人々の間でさらに人気になることを願(yuàn)っている」と語(yǔ)る。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2023年8月8日