「現(xiàn)在、中國とインドネシアが協(xié)力に言及する際、ほぼ必ず語られる話題はジャカルタ―バンドン高速鉄道だ」。中國の陸慷駐インドネシア大使はこのほど、取材を受けた際に「ジャカルタ―バンドン高速鉄道の運行はインドネシアの社會?経済発展、國民生活の不斷の改善に大きく寄與すると信じる」と述べた。中國新聞社が伝えた。

ジャカルタ―バンドン高速鉄道は、中國の高速鉄道の海外における初の全システム、全要素、全産業(yè)チェーンの建設(shè)プロジェクトで、全線において中國の技術(shù)と中國の標準を採用している。今年6月22日、陸大使はインドネシア政府高官と共にジャカルタ―バンドン高速鉄道に試乗した。陸大使は「試乗中、列車の運行速度は時速355キロメートルを超え、現(xiàn)在の世界の高速鉄道の営業(yè)運転における最高速度に達した。このことはインドネシア國內(nèi)だけでなく、東南アジアや世界のメディアでも広く注目された」と述べた。また陸大使は、「ジャカルタ―バンドン高速鉄道はすでに新時代の中國とインドネシアの協(xié)力を象徴するプロジェクトとなっており、『一帯一路』（the Belt and Road）共同建設(shè)のフラッグシップ?プロジェクトでもある」との見方を示した。

今年は、中國とインドネシアが包括的な戦略的パートナーシップを構(gòu)築してから10周年であり、「一帯一路」イニシアティブを打ち出してから10周年でもある。陸大使は「この10年間、中國はインドネシアにとって最大の貿(mào)易相手國であり続けた。昨年、中國とインドネシアの二國間貿(mào)易額は1491億ドル（1ドルは約147.3円）に達した。経済や貿(mào)易以外に、政治や人的?文化的分野などにおいても両國関係が著しく発展した」と語った。

ジャカルタ―バンドン高速鉄道の竣工?開通により、ジャカルタからバンドンまでの所要時間は3時間半から40分に短縮。インドネシア側(cè)の試算によると、ジャカルタ―バンドン高速鉄道の完成により、3萬人の雇用が直接的に創(chuàng)出される。陸大使は「ジャカルタ―バンドン高速鉄道の開通を契機に、中國とインドネシアの協(xié)力はより高い段階へと足を踏み出すことができると信じる。ジャカルタ―バンドン高速鉄道プロジェクトの完成により、インドネシア國民は中國のスピードを?qū)g感した。また、『一帯一路』構(gòu)想のもたらした現(xiàn)実的な成果によって、インドネシア國民の対中理解も深まった」とした。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2023年9月6日