秋が深まり、北京で最も魅力的な紅葉の風(fēng)景も見頃を迎えようとしている。香山公園では園內(nèi)に緑色の葉と黃色や赤に色づいた葉が混じり合い、遠くから見ると色とりどりの山林を描いた絵巻のように見える。北京日報が伝えた。

香山公園は近年、市民と観光客により優(yōu)れた自然景観を楽しんでもらおうと、「カラフル化」に取り組んでおり、葉の色が美しい樹木を合理的に配置している。毎年新たに3000本余りのハグマノキを植え、ほかにも葉の色が美しい樹木を積極的に導(dǎo)入し、麓及び南山景勝地に20品種?1000本余りを新たに植えている。これに5800本余りの古木や名木も合わせて、ハグマノキを中心とする紅葉樹木とカンポウフウ、カエデ、ナツヅタなど葉の色が美しい植物を巧みに合わせた多元的な園內(nèi)の植物構(gòu)成を徐々に作り上げている。

香山公園全體の現(xiàn)在の平均紅葉変色指數(shù)は12％で、例年同期の水準(zhǔn)を7％下回り、紅葉は例年より5、6日遅めとなっている。変色率が高いのは南麓の標(biāo)高400メートル前後のエリア。來週は気溫がやや低下し、紅葉が進んで見頃を迎える見込みだ。見頃は11月上旬まで続く。

紅葉シーズンはちょうど重陽節(jié)（舊暦9月9日）と重なるため、同公園では重陽文化イベントも開催する。また、香山公園の公式アカウントでは、香爐峰と南山エリアのカメラを通して、紅葉シーズンの園內(nèi)全體の景色をライブ配信する。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2023年10月20日