北京市の中國(guó)國(guó)家博物館でこのほど、福建省永春州徳化の徳化窯（現(xiàn)在は福建省泉州市徳化県に位置する）で作られた白磁作品の數(shù)々が展示され、その精巧な作りに人々が感嘆の聲をあげている。なかでも人物をかたどった白磁作品は、身に著けている服が遠(yuǎn)くから見(jiàn)るとまるで薄い布地そのもので、その質(zhì)感のリアルさに思わず自分の目を疑ってしまうほどだった。

白磁展では古代から現(xiàn)在までに徳化窯で作られた白磁作品400點(diǎn)以上が展示された。なかでも現(xiàn)代の陶蕓家の傑作が集中的に展示されており、その精巧な技だけでなく、伝統(tǒng)の継承と革新を余すところなく紹介している。

徳化窯は唐と宋の時(shí)代に生まれ、元と明の時(shí)代に最盛期を迎え、良質(zhì)の白磁を生産してきた。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2023年10月23日