キャリアロケット「捷竜3號(hào)」が北京時(shí)間午前3時(shí)24分、中國(guó)の広東省付近海域で衛(wèi)星インターネット技術(shù)試験衛(wèi)星を打ち上げた。衛(wèi)星は順調(diào)に予定の軌道に入った。

捷竜3號(hào)は4段式固體燃料キャリアロケットで、本體の最大直徑は2.64m、離陸質(zhì)量は140トンで、1.5トンの宇宙船を地球から500km離れた太陽(yáng)同期軌道（SSO）に投入することができる。

適応性が高いという大きな特徴を持つ捷竜3號(hào)は、海上打ち上げのために特別に開(kāi)発されたものだが、陸上からの打ち上げも可能だ。固體推進(jìn)剤を燃料とし、高い積載能力を持ち、より重い単一の宇宙船もしくは軽い複數(shù)の宇宙船を1度で打ち上げられる。そのため捷竜3號(hào)は衛(wèi)星搭載に用いる超大型フェアリングを特別に設(shè)計(jì)し、積載効率をさらに高めた。

同ロケットは水平方向で船に積載され、打ち上げ指定海域に運(yùn)ばれる。予定された海域に運(yùn)ばれて初めて、垂直方向に立てて打ち上げることができる。ロケットの輸送中には移動(dòng)可能な保溫裝置をロケットの上部に被せており、輸送の過(guò)程で良好で快適な環(huán)境を提供する。捷竜3號(hào)の打ち上げ船は1隻の汎用貨物船の適応的改造によるもので、主に船にロケット打ち上げに適応する関連設(shè)備を設(shè)置し、海上打ち上げができるようにした。打ち上げ船のほかには1隻のサポート船が隨行。ロケット打ち上げの制御センターはこの船にある。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2023年12月6日