中國(guó)のファッションの中心地である北京?三里屯太古里や杭州?萬(wàn)象城、さらに、ハンガリーの「2023アートマーケット?ブタペスト」などに登場(chǎng)した中國(guó)のアーティスト、デザイナーの袁澤銘（デビッド?ユアン）氏が創(chuàng)作する文化IP「デビッド?エイプ（中國(guó)語(yǔ)『大衛(wèi)猿』）」をテーマとした個(gè)展が12月17日まで東京原宿で開催されていた。日本だけでなく、タイや英國(guó)、マレーシアといった國(guó)から來(lái)た來(lái)場(chǎng)者で賑わい、中國(guó)ポップカルチャーIPの「海外進(jìn)出」加速の縮図となっている。新華網(wǎng)が報(bào)じた。

「デビッド?エイプ」をテーマにした個(gè)展（寫真提供?主催者）。

デビッド?エイプシリーズの作品は日本初公開で、そのレプリカ版畫や立體造型作品、アートトイといった約50作品が展示されている。デビッド?エイプは、「孤獨(dú)は人間の本質(zhì)であるが、孤獨(dú)な人が共鳴することのできるスピリッツと出會(huì)うことができれば、より勇気を持って率直に孤獨(dú)と向き合い、孤獨(dú)の中に喜びさえ見出すことができるかもしれない」という袁氏の考えから誕生した?！弗钎鹰氓?エイプは猿の姿でもあり、人間の姿でもあり、人間と自然の間にある『中間狀態(tài)』でもあると同時(shí)に、どんなに孤獨(dú)な二人でも共通點(diǎn)があるということを私たちに教えてくれる」と袁氏。

個(gè)展會(huì)場(chǎng)には、グレーのボリューミーな毛並みのゴリラのようなデビッド?エイプのスピーカーが展示されており、好評(píng)を博している。このスピーカーは蔦屋家電でも販売されている。富山県から個(gè)展を見學(xué)しに來(lái)たという浜田潤(rùn)太朗さんは取材に対して、「スピーカーのデザインは絶妙で、かわいい。版畫作品は色彩が美しく、意味深く、アートの魅力をしみじみと感じることができた」と話していた。

個(gè)展は研美株式會(huì)社が運(yùn)営するSOMSOC GALLERY が主催。SOMSOC GALLERYの東山研代表は、「?jìng)€(gè)展を通して、東洋の近代アーティストがアジア文化の核心的価値観をベースにして創(chuàng)作し、東洋の特徴を備えながらも、近代の先進(jìn)的スタイルにも満ちているアート作品を展示した。それにより伝承を基礎(chǔ)にしながら、アートのさらなるイノベーションを促進(jìn)し、超越を?qū)g現(xiàn)している」とした。

個(gè)展は、日本の若者のポップカルチャーやストリートファッションの発信地である原宿にある中國(guó)発のデザイナーズトイメーカー「POP MART」日本1號(hào)店で開催された。

12月11日、東京原宿で撮影した「POP MART」日本1號(hào)店（撮影?胡暁格）。

POP MARTが今年8月に発表した2023年1－6月期の決算によると、売上高は前年同期比19.3％増の28億1400萬(wàn)元（1元は約20.0円）で、純利益は同比43.3％増の4億7700萬(wàn)元と、2022年12月期通期の純利益を上回った。

POP MARTの海外業(yè)務(wù)は急成長(zhǎng)の勢(shì)いを保っており、香港?澳門（マカオ）?臺(tái)灣地區(qū)、海外事業(yè)の売上高は前年同期比約140％増の3億7600萬(wàn)元で、純利益は7889萬(wàn)元に達(dá)したことは注目に値する。またIPが充実するようになるにつれて、新たに誕生したIPも急成長(zhǎng)を?qū)g現(xiàn)している。

日本1號(hào)店が2022年7月に、東京原宿でオープンする前にも、「POP MART」はポップアップ?ストアや自動(dòng)販売機(jī)、展示會(huì)といった業(yè)務(wù)スタイルで、日本への本格的な進(jìn)出のタイミングを見極めていた。また、日本市場(chǎng)における中國(guó)のデザイナーズトイの受容度を高めるべく、同社は上野陽(yáng)介氏や大久保博人氏といった日本の著名なアーティストとコラボし、中國(guó)のポップカルチャーが日本において芽を出し、根付くよう取り組んできた?！窹OP MART」は現(xiàn)時(shí)點(diǎn)で、日本に直営店9店舗、自動(dòng)販売機(jī)約20ヶ所を展開し、公式X（舊ツイッター）アカウントのフォロワーは2萬(wàn)7000人に達(dá)している。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2023年12月18日