新しい漆塗技術(shù)を用いて制作した多色彫漆アクセサリーを見せる海燕さん（9月21日撮影）

彫漆は、漆器の素地の表面に一定の厚さで色漆を塗り、漆に模様を彫る工蕓で、高価な材料、複雑な手順、手間のかかる仕事、難しい高度な技巧を特徴としている。新華網(wǎng)が伝えた。

海燕さんは1980年代生まれの彫漆職人で、2007年に北京工業(yè)大學蕓術(shù)デザイン學院裝飾蕓術(shù)學部を卒業(yè)した。彼女は彫漆工蕓の國家級大家である文乾剛、殷秀雲(yún)の両氏に相次いで師事し、伝統(tǒng)的な彫漆工蕓を?qū)Wんだ。

10年以上にわたって彫漆に取り組む中で、海燕さんは伝統(tǒng)的な彫漆工蕓に現(xiàn)代アートの要素を融合させることに力を注いできた。伝統(tǒng)的な多色漆塗技術(shù)を基礎(chǔ)に、新たな多色?多層漆塗技法を仲間と共に開発して、彫漆工蕓の形式を広げ、この伝統(tǒng)工蕓の表現(xiàn)形式をより多様化させ、現(xiàn)代的モチーフの表現(xiàn)により適したものにした。

すでに「北京3級工蕓美術(shù)美術(shù)大家」に認定された海燕さんは現(xiàn)在、彫漆の現(xiàn)代アートとの融合、クリエイティブグッズとの融合、家で楽しむアートとの融合を進めることで、この伝統(tǒng)工蕓を一般家庭に広め、數(shù)千年にわたり受け継がれてきた中國の伝統(tǒng)蕓術(shù)を人々に知ってもらい、身近に感じてもらうべく盡力している。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2023年9月27日