3月10日、東京都北區(qū)の王子駅近くで原発汚染水の海洋放出への反対集會(huì)を開く日本の市民（撮影?朱晨曦）

東日本大震災(zāi)の発生から今年の3月11日で13年となった。福島原発事故の影響で、日本では今なお約3萬人が帰宅できない避難生活を送っている。昨年8月24日、日本政府は國內(nèi)外の反対の聲を無視して、福島原発汚染水の海洋放出計(jì)畫を頑なに始動(dòng)した。原発汚染水の海洋放出の過程で、東京電力による事故が相次いでいることが、福島に再び暗い影を落としている。中國新聞社が伝えた。

■事故が相次ぐ原発汚染水の海洋放出に日本の市民は反対

昨年8月24日、日本は國內(nèi)外の強(qiáng)い反対の聲を顧みず、原発汚染水の海洋放出計(jì)畫を獨(dú)斷専行で開始した。東京電力によると、海洋放出計(jì)畫は少なくとも30年間続く。これは、すでに原発事故で打撃を受けている福島の漁業(yè)に追い打ちをかけるものだ。

原発汚染水の海洋放出の過程でも、東京電力による事故が相次いでいる。昨年10月、福島第一原子力発電所で放射性廃液飛散事故が発生。原発汚染水の処理作業(yè)を行っていた作業(yè)員5人が放射性廃液を浴び、うち2人が病院に緊急搬送された。今年2月7日には、福島第一原子力発電所の浄化裝置で漏出事故が発生。東京電力による同日の推算では、220億ベクレルの放射性物質(zhì)を含む原発汚染水約5.5トンが漏出した。その後、東京電力は漏出した原発汚染水の総量を1.5トン、放射性物質(zhì)の総量を66億ベクレルに修正した。

3月10日、東京都北區(qū)の王子駅近くで日本の市民が集會(huì)を開き、「汚染水を海に捨てるな」と書いた橫斷幕やプラカードを掲げて、原発汚染水の海洋放出計(jì)畫に反対した。主催者側(cè)は、福島第一原発の廃爐作業(yè)には未だに明確なロードマップやタイムテーブルがなく、日本政府と東京電力が廃爐の推進(jìn)を理由に原発汚染水の海洋放出を強(qiáng)引に推し進(jìn)めるのはおかしいと指摘した。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2024年3月13日