中國(guó)鉄路上海局集団有限公司によると、中國(guó)が獨(dú)自に開発した世界最大直徑の高速鉄道シールドマシン「領(lǐng)航號(hào)」は21日、カッタービットの溶接が完了した。崇太長(zhǎng)江トンネルの建設(shè)に用いられる。中國(guó)新聞社が伝えた。

このカッタービットの直徑は15.4mで、総重量は440トン。カッタービットの溶接が完了した後には、カッタービットの溶接継ぎ目の超音波検査、平坦度、真円度、カッタービットの塗裝など全面的な「健康診斷」を行い、カッタービットと本體のスムーズな連結(jié)を保証する。

崇太長(zhǎng)江トンネルは上海?南京?合肥高速鉄道全線のカギを握るプロジェクトで、上海市崇明區(qū)と江蘇省太倉(cāng)市を結(jié)び、全長(zhǎng)は1萬(wàn)4250m、設(shè)計(jì)速度は350km/hで、単坑?複線設(shè)計(jì)、現(xiàn)時(shí)點(diǎn)で建設(shè)基準(zhǔn)が最高、掘進(jìn)距離が最長(zhǎng)、規(guī)模最大の世界レベル高速鉄道河川橫斷トンネルプロジェクトだ。同トンネルは開削工法とシールド工法を採(cǎi)用。

領(lǐng)航號(hào)は上海市崇明區(qū)から出発し、長(zhǎng)江を橫斷し江蘇省太倉(cāng)市まで1萬(wàn)1325.5mを単獨(dú)で掘削する。このシールド工法による施工には、斷面が大きく、水圧が高く、地質(zhì)條件が複雑で、シールド掘進(jìn)距離が長(zhǎng)く、環(huán)境に敏感などの特徴がある。

上海?南京?合肥高速鉄道は上海?重慶?成都高速鉄道の東區(qū)間線路で、中國(guó)の沿江高速鉄道ルートの重要な構(gòu)成部分だ。沿江ルート主要線路網(wǎng)の利用客、沿海部及び北京?上海ルートの一部の上海直通利用客の輸送を擔(dān)當(dāng)する。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2024年3月22日