山東省青島市にある青島児童福祉施設(shè)に暮らす子どもたちの9割は重度の障がいを抱えており、一生、施設(shè)の外に出られない子どももいる。2023年、同施設(shè)の崔學(xué)慶院長が重病の子どもを見舞ったときに、その子が動(dòng)物園に行って動(dòng)物を見たいと願(yuàn)っていることを知った。その後まもなく、その子は病気で亡くなってしまったため、崔學(xué)長はひどく後悔したという。そこで院長は中庭の空き地を利用して、子どもたちのためにミニ動(dòng)物園を作ることを決めた。ミニ動(dòng)物園ができたことで、子どもたちの生活に新たな楽しみが増えただけでなく、施設(shè)の外の世界にも觸れることのできる機(jī)會(huì)を提供できるようになったという。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2024年3月26日