毎年サクラのシーズンになると、數(shù)多くの業(yè)者がピンク色のミルクティーやスイーツ類を打ち出している。湖北省武漢市のグルメ界では今年、「ピンク色の風(fēng)」がとりわけ強(qiáng)く吹いている。ECプラットフォーム「美団」と口コミサイト「大衆(zhòng)點(diǎn)評(píng)」のデータによると、3月以來、武漢エリアのレストランのオンライン予約件數(shù)が前年同期比80％近く増加した。中でもサクラ関連経済が消費(fèi)の新たな活力を効果的にかき立てており、美団プラットフォームでは「サクラ」がテーマのコース料理を打ち出した武漢のレストランが前年の3倍以上に、コースの注文件數(shù)も6倍以上に増加した。湖北日報(bào)が伝えた。

4月9日、同市江漢路にある三味酥屋ケーキ店は大賑わいだった。目玉商品は「本の中のサクラ」で、桜の花をかたどったケーキを本型の箱に入れたものだ。見た目はきれいな裝丁本のようで、多くの消費(fèi)者が買い求めていた。

サクラの季節(jié)には、武漢の特産品を扱う複數(shù)の店がさまざまなサクラ関連製品を打ち出している。取材したところ、ご當(dāng)?shù)廿哎毳幛螣崆Mや周黒鴨などのほか、サクラのケーキも観光客が必ず買い求めるお土産になっていた。

サクラのケーキを食べると、サクラのドリンクを飲みたくなるものだ。

武漢市の女性の張さんは10日、フルーツティー店で「サクラドリンク」を購入すると、すぐに動(dòng)畫を撮影して友人と情報(bào)をシェアした。「ミルクの味にサクラの爽やかな香りが溶け合い、飲むと春らしさが感じられる」と張さん。

飲料品業(yè)界だけでなく、各食品メーカーもサクラ人気を相次いで盛り上げる。武漢の大手商業(yè)施設(shè)では、サクラ色のパッケージに包まれた「サクラ風(fēng)味」の食品が陳列棚の目立つ場所に置かれている。

サクラの花の見頃は短いが、サクラをテーマにした派生グルメ産業(yè)チェーンが、武漢の観光産業(yè)の発展に巨大なチャンスをもたらしている。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2024年4月15日