最近、「中國一美しい小鳥」と呼ばれるハリオハチクイが、福建省廈門（アモイ）市の五縁灣に「集団引っ越し」してきた。ハリオハチクイは毎年4月に東南アジアから廈門にやって來て繁殖を行い、大體10月になると廈門を離れる。人民網(wǎng)が伝えた。

ハリオハチクイはブッポウソウ目ハチクイ科に分類される鳥類で、數(shù)年前に中國の國家二級(jí)保護(hù)野生動(dòng)物に格上げ認(rèn)定された。主にトンボ、蝶、ミツバチ、甲蟲類を餌とし、熱帯鳥類の特徴である鮮やかな羽毛を持ち、喉元の毛は赤茶色、黒い過眼線があり、翼と背中は緑色、尾っぽは青色、翼の內(nèi)側(cè)の體の正面は赤みがかった黃色で、太陽の光を浴びると全身が金屬のような艶と輝きを帯びる。

廈門市自然資源?企畫局保護(hù)區(qū)事務(wù)センターのスタッフは、「最近、五縁灣ハリオハチクイ自然保護(hù)區(qū)では、騎馬山の崖に巣を作るハリオハチクイが80羽以上確認(rèn)された。ハリオハチクイは古い巣を使い回さない習(xí)性があるので、毎年群れが當(dāng)?shù)丐螂xれると、スタッフが洞窟狀の巣穴の內(nèi)部をきれいにして塞ぎ、翌年に備えて新たな巣作りの場(chǎng)所を用意しておく。また保護(hù)區(qū)は特別に池を作り、複數(shù)種類の果物の木や野菜なども栽培した。毎年、果物の良い香りに誘われて蜂や蝶が次々に飛んできて、ハリオハチクイに豊富な餌を提供している」と説明した。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2024年5月17日