青蔵高原（チベット高原）にある湖「納木錯(cuò)（ナムツォ）」で、第2回青蔵高原科學(xué)観測の重要科學(xué)観測任務(wù)として行われていた納木錯(cuò)國際大陸科學(xué)掘削計(jì)畫が17日午後1時(shí)、42日間にわたるハードな取り組みを経て、無事完了した?？茖W(xué)観測隊(duì)は7本のボーリング孔で納木錯(cuò)の湖底掘削を行い、湖底から長さ951.12mの堆積物コアを取得した。うち7本目のボーリング孔は深さ510.2 mに達(dá)し、再び中國の湖沼掘削の最深記録を更新した。中央テレビニュースが伝えた

納木錯(cuò)は青蔵高原の中心地である拉薩（ラサ）市と那曲（ナクチュ）市の間に位置し、西蔵（チベット）自治區(qū)で面積が2番目に大きい湖だ。湖面の標(biāo)高は4718 mで、最大水深は約100 m。

今回の科學(xué)観測隊(duì)の責(zé)任者で、中國科學(xué)院青蔵高原研究所の研究員である王君波氏は、「掘削プラットフォームで晝夜問わず努力を重ねた結(jié)果、我々は全長1000 m近くのコアを取得した。これは青蔵高原の古気候?qū)W、湖沼古生態(tài)學(xué)と進(jìn)化、3極連関、気候の遠(yuǎn)隔相関など複數(shù)學(xué)科の研究に用いることができる。納木錯(cuò)國際大陸科學(xué)掘削計(jì)畫には中國、ドイツ、スイス、英國などの研究機(jī)関から70人以上の科學(xué)観測隊(duì)員が參加した。プロジェクトの準(zhǔn)備作業(yè)が複雑で時(shí)間がかかり、過去に実施されたその他の國際陸上科學(xué)掘削計(jì)畫（ICDP）の組織的作業(yè)とは大きく異なった。プロジェクトの主要責(zé)任科學(xué)者が全フローの設(shè)計(jì)と実施を擔(dān)當(dāng)し、世界のICDPの実施に向けた有益な経験を提供している」と述べた。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2024年7月19日