人民網(wǎng)の取材に応じた日本赤十字社醫(yī)療センターの中島淳院長（撮影?許可）。

1986年から始まった中日笹川醫(yī)學(xué)奨學(xué)金制度を活用して、これまでに中國の醫(yī)療関係者約2400人が日本で學(xué)習(xí)と交流を行い、中國の衛(wèi)生事業(yè)発展促進(jìn)のために積極的な貢獻(xiàn)を行ってきた。同制度の日本側(cè)指導(dǎo)責(zé)任者である日本赤十字社醫(yī)療センターの中島淳院長がこのほど、人民網(wǎng)の取材に応じた。人民網(wǎng)が報(bào)じた。

中島院長は、東京大學(xué)大學(xué)院醫(yī)學(xué)系研究科呼吸器外科に所屬していた期間中、日中醫(yī)學(xué)協(xié)會(huì)から、醫(yī)學(xué)奨學(xué)金制度を通して派遣されてきた中國人研究者7人を指導(dǎo)した。一番初めに指導(dǎo)したのは2003年のことで、これまで指導(dǎo)してきた中國人研究者のことを、中島院長は皆はっきりと覚えているという。そして中でも特に印象的だった醫(yī)師について、「3期にわたって勉強(qiáng)した孫長博先生と第40期の田東先生」を挙げ、「2人ともずば抜けて優(yōu)秀な醫(yī)師。將來、中國の醫(yī)學(xué)界のリーダーとなることを期待している」と振り返った。

これまでは中國の醫(yī)師が日本で學(xué)ぶというパターンがほとんどだったものの、中島院長は、「日本の若手醫(yī)師が中國に留學(xué)するシステムがあるといいと思っている」と話す。そして、「上海市胸科病院と上海市肺科病院は年間1萬5千回というすごい數(shù)の肺がんの手術(shù)を行っている。日本で一番肺がんの手術(shù)をたくさん行っている國立がん研究センターでも、年間1千回未満」とし、「どういうシステムで行っているのかを見たくて、上海に行った。上海では10チームに分かれ、非常に手際が良く、通常だったら3－4時(shí)間かかる手術(shù)が2時(shí)間以內(nèi)に終わっていた」とした。

笹川醫(yī)學(xué)奨學(xué)金制度に直接參加している中島院長は、「同制度が醫(yī)學(xué)の研究の発展を促進(jìn)すること、そして、日中友好の輪がますます広がっていくことを期待している」と語った。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2024年8月1日