港灣は貨物の輸出入における重要な玄関口であり、港灣貨物取扱量は國(guó)民経済発展の「バロメーター」である。先ごろ、中國(guó)の港灣運(yùn)営の「半期報(bào)告書(shū)」が公表された。今年1-6月の沿海?內(nèi)陸河川港灣の出入港船舶數(shù)は延べ1521萬(wàn)隻を超え、貨物取扱量は91億8400萬(wàn)トンに達(dá)し、前年同期比でそれぞれ14.35％、4.85％増加した。複數(shù)の港灣で取扱量の増加傾向が顕著だ。

■東中國(guó)海に面した2つの世界レベルの港が経済?貿(mào)易発展の強(qiáng)い脈動(dòng)を反映

上海港――世界最大のコンテナ港

LNG（液化天然ガス）を燃料として使用できるデュアルフューエルエンジン搭載の新型自動(dòng)車(chē)RORO船「閩江口」號(hào)が初航海で上海の外高橋港區(qū)海通埠頭に接岸。整然と自走し乗り込んだ國(guó)産ブランド車(chē)4800臺(tái)余りを積んで、ペルシャ灣へ向けて出港した。2日後には「遼河口」號(hào)も同埠頭に接岸し、商用車(chē)4100臺(tái)を積んで歐州へ向かう。

新造船に新車(chē)を積載し、輸出量が増え続けた。上半期（1-6月）に海通埠頭から輸出された國(guó)産車(chē)は61萬(wàn)臺(tái)を超え、前年同期比で27％以上増加した。これは、毎日3000臺(tái)以上の自動(dòng)車(chē)がここから世界の100以上の國(guó)や地域に輸出されていることを意味する。

寧波舟山港――世界最大の年間貨物取扱量を誇る港

浙江省海寧市の晶科能源（ジンコソーラー）尖山工場(chǎng)で生産された太陽(yáng)光発電モジュールが梅山港區(qū)に運(yùn)ばれ、迅速に船積みされてサウジアラビアへと向かった。上半期、ジンコソーラー海寧公司はコンテナ約2萬(wàn)3000個(gè)分の製品を?qū)幉ㄖ凵礁郅蛲à袱浦袞|、歐州、アジア太平洋地域に輸出し、輸出量は前年同期比50％以上の増加となった。

新航路を開(kāi)拓し、新市場(chǎng)を拡大した。上半期に寧波舟山港の貨物取扱量は7億800萬(wàn)トンに達(dá)し、前年同期比4.2％増加した。これに支えられる形で、寧波市の上半期の輸出入総額は6800億元（1元は約20.2円）を超え、過(guò)去最高を更新した。

上海港と寧波舟山港を中核とし、南京、杭州、蘇州など16港を基幹とする、中國(guó)沿海部で最も密集し、取扱量の多い港灣群は、円滑な「雙循環(huán)（國(guó)內(nèi)と國(guó)際的な2つの循環(huán)）」の重要なプラットフォームとなっている。上半期、港灣貨物取扱量は90億トンを超え、中國(guó)経済の回復(fù)?好転基調(diào)が続いていることを力強(qiáng)く実証した。上半期の物品貿(mào)易総額は前年同期比6.1％増の21兆1700億元に達(dá)し、同期で初めて21兆元を超えた。

港灣は商業(yè)?貿(mào)易活動(dòng)に貢獻(xiàn)し、経済発展を擔(dān)っている。

近年、港灣都市は港灣の質(zhì)の高い発展に注力し、港灣経済の発展?強(qiáng)大化に努力している。例えば天津港は、港灣の優(yōu)位貨物と天津の優(yōu)位産業(yè)に焦點(diǎn)を合わせ、石油化學(xué)工業(yè)、穀物?食用油加工などの産業(yè)規(guī)模を拡大すると同時(shí)に、低溫物流、越境EC、クルーズ経済など特色ある産業(yè)を天津に誘致し、定著させている。交通運(yùn)輸部（?。─巫钚陇螆?bào)告書(shū)によると、昨年、中國(guó)の59の海港都市の港灣経済生産額（付加価値ベース）は6兆2000億元に達(dá)し、これらの都市の経済規(guī)模の13.4％を占めた。このうち、海港都市の第一次産業(yè)、第二次産業(yè)、第三次産業(yè)における港灣経済の割合はそれぞれ15％、22％、8％に達(dá)し、第一次産業(yè)と第二次産業(yè)を支える港灣の役割が日増しに顕著になっている。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2024年8月7日