烏魯木斉の「8階のテーマバス停」で寫真を撮影する人々（12月24日撮影?茍継鵬）。

新疆維吾爾（ウイグル）自治區(qū)烏魯木斉（ウルムチ）市の市民?李春霞さんは今月24日、「8階のテーマバス停」で、「當(dāng)時(shí)、通勤の時(shí)に、ここで2系統(tǒng)のバスに乗り換えていた。ぎゅうぎゅう詰めのバスの光景が今でも目に浮かぶ。今日は8階のテーマバス停を見るために、地下鉄1號(hào)線に乗ってやって來た」とした。中國(guó)新聞社が報(bào)じた。

最近登場(chǎng)した「8階のテーマバス?！工俗悚蜻\(yùn)ぶと、実物大で再現(xiàn)された「2系統(tǒng)のバス」の橫にあるバス停は、記念撮影しようとする人で賑わっていた。そしてその橫にある現(xiàn)在も使われているバス停には、約5分おきにバスが到著していた。

烏魯木斉の「8階に停まる2系統(tǒng)のバス」は、歌手?刀郎（ダオ?ラン）の曲「2002年的第一場(chǎng)雪」の歌詞に出てきたことで注目を集めるようになった?！?系統(tǒng)のバス」がどうやって「8階」に停まるのか、多くの人の想像を掻き立てたからだ。

実は「8階」というのは地名で、烏魯木斉市の道路?友好北路にある新疆昆侖賓館が8階建てで、當(dāng)時(shí)、同市で最も高い建物だったことからそのようなネーミングになったという。ここに停まる2系統(tǒng)のバスは、當(dāng)時(shí)の烏魯木斉市の南北を走る重要な公共バス路線だったという。ただ、今ではすでに廃線となっている。

新疆昆侖賓館のオンライン宣伝部の劉夢(mèng)縁経理は、「半年かけて、『8階のテーマバス?！护蛟佻F(xiàn)した。昔の生活の様子や発展の過程を再現(xiàn)することで、都市の獨(dú)特の文化を殘したいと思った」と説明する。

街中に立ち並ぶ高層ビルや交通量が多い街中を見ながら李春霞さんは、「烏魯木斉は急速に発展、変化している。今は交通機(jī)関も非常に便利で、公共バスに乗ればどこにでも行けるようになっているし、地下鉄もとても便利。8階より高い高層ビルもたくさんある」とした。

データによると、烏魯木斉市には現(xiàn)在、公共バスの路線が約240本あり、4400臺(tái)以上のバスが投入されている。また公共バスの総延長(zhǎng)距離は3800キロ以上となっている。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2024年12月26日