上海虹橋駅を出発して、江蘇省蘇州市を経由し、浙江省湖州市の湖州駅に至る「滬蘇湖高速鉄道」が26日に開通した。上海虹橋駅と湖州駅間の所要時間は最速55分となっている。新華社が報じた。

「滬蘇湖高速鉄道」は全長164キロで、設(shè)計時速は350キロ。上海虹橋駅、上海松江駅、練塘駅、蘇州南駅、盛沢駅、湖州南潯駅、湖州東駅、湖州駅の8駅が設(shè)置されている。うち、上海虹橋駅と湖州駅は既存の駅で、それ以外は新設(shè)された。

「滬蘇湖高速鉄道」は上海虹橋駅において上海市の鉄道網(wǎng)と連結(jié)し、湖州駅において、江蘇省南京市と浙江省杭州市を結(jié)ぶ寧杭高速鉄道や安徽省合肥市と浙江省杭州市を結(jié)ぶ合杭高速鉄道と連結(jié)しており、長江デルタ高速鉄道網(wǎng)における重要プロジェクトとなっている。同高速鉄道が開通したことで、長江デルタエリアの鉄道網(wǎng)がさらに整備され、同エリアのインフラ一體化建設(shè)が促進されるため、沿線の住民の移動がさらに便利になり、沿線の産業(yè)の開発促進と長江デルタ一體化の質(zhì)の高い発展バックアップなどにおいて重要な役割を果たすと期待されている。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2024年12月26日