青海省の柴達(dá)木（チャイダム）盆地北東部に位置する可魯克（クルーク）湖—托素(トル)湖自然保護(hù)區(qū)サービスセンターの職員が今月5日、保護(hù)區(qū)內(nèi)のパトロール中に、休憩しているユキヒョウを確認(rèn)した。同保護(hù)區(qū)でユキヒョウが確認(rèn)されるのはこれが初めてのことだ。中國(guó)新聞社が報(bào)じた。

3月5日、職員が保護(hù)區(qū)內(nèi)で確認(rèn)した休憩しているユキヒョウ（撮影?尚文忠）。

同自然保護(hù)區(qū)は、柴達(dá)木盆地において、気候調(diào)整や生態(tài)系保全といった面で、非常に重要な役割を果たしている。

海西蒙古(モンゴル)族蔵(チベット)族自治州林業(yè)?草原局の林業(yè)エンジニア?孔繁燕氏によると、今回の発見(jiàn)は、生態(tài)學(xué)や行動(dòng)學(xué)という視點(diǎn)からユキヒョウを研究するうえで、新たな実地観察ポイントを提供し、ユキヒョウの生存狀況、生息地のニーズ、及び他の生物との相互関係を深く理解する助けとなるほか、さらに合理的、かつ効果的な保護(hù)計(jì)畫(huà)を制定するうえで、基礎(chǔ)となる根拠が提供されると期待されている。

青蔵(チベット)高原を起源としているユキヒョウの世界における個(gè)體數(shù)は約7000頭で、その生息地や個(gè)體數(shù)の60％は中國(guó)となっており、主に青蔵高原に分布している。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2025年3月6日