外交部（外務(wù)省）の7日の定例記者會(huì)見で、林剣報(bào)道官が日本の原発汚染水の海洋放出に関する質(zhì)問に答えた。

【記者】今年2月に中國の専門家が再び日本の福島第一原発を訪れて獨(dú)自に原発汚染水に関するサンプルを採取し、このほどその検査結(jié)果が出たと報(bào)じられているが、具體的な狀況は。

【林報(bào)道官】関係當(dāng)局に確認(rèn)したところ、中國側(cè)の研究機(jī)関は、今年2月に福島原発周辺海域で獨(dú)自に採取した海水、海洋生物などのサンプルに対する検査および分析をすでに完了した。サンプル中に含まれるトリチウム、セシウム134、セシウム137、ストロンチウム90などの放射性核種の放射能濃度について、異常は見られなかった。今後、中國側(cè)の関連データは國際原子力機(jī)関（IAEA）に提出され、IAEAからまとめて発表されることになる。

1回の検査結(jié)果に異常がなくても、今後の検査結(jié)果にも問題がないことが保証されるわけではないことを、中國側(cè)は繰り返し指摘してきた。先ごろ開催された中日ハイレベル経済対話において、日本側(cè)は、海洋放出に関する長期的な國際的モニタリング及び中國側(cè)による獨(dú)自のサンプル採取と検査の実施を受け入れることを重ねて表明し、これらのモニタリング活動(dòng)の継続を確認(rèn)した。

日本側(cè)による原発汚染水の海洋放出に反対する中國側(cè)の立場(chǎng)には変更はない。我々は引き続き國際社會(huì)及びIAEAなど専門機(jī)関と共に、日本側(cè)に対して、約束をしっかりと履行し、海洋放出を國際的な監(jiān)督下に置くよう促していく。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2025年4月8日