中國(guó)國(guó)家檔案(公文書(shū))局によると、フランス?パリで開(kāi)催された國(guó)連教育科學(xué)文化機(jī)関（ユネスコ）執(zhí)行委員會(huì)の第221回會(huì)議において、中國(guó)が申請(qǐng)した「隨州?曽侯乙編鐘」と「少林寺碑碣（566—1990）」のほか、中國(guó)とスリランカが共同で申請(qǐng)した鄭和の遺物「布施錫蘭山仏寺碑（1409年2月15日）」が「世界の記憶」に登録されることが決まった。これにより、「世界の記憶」に登録されている中國(guó)の遺産は18件となった。中央テレビニュースが報(bào)じた。

編鐘とは、古代中國(guó)の打楽器で、湖北省隨州市の曽侯乙墓から出土した編鐘は、なかでも規(guī)模が最大で、音律が最も揃っており、保存狀態(tài)が最も良いなど、多くの面で優(yōu)れている。造形美學(xué)や鋳造技術(shù)が駆使され、音律が揃っている曽侯乙編鐘は、人々の中國(guó)の秦以前の時(shí)代の楽律學(xué)水準(zhǔn)に対する認(rèn)識(shí)を変え、世界は2000年以上前の「中國(guó)の知恵」を耳にすることができるようになっている。

北魏時(shí)代の西暦495年に創(chuàng)建された嵩山少林寺は、中國(guó)の禪宗の祖庭で、カンフーの発祥の地でもある。今回、「世界の記憶」に登録された「少林寺碑碣（566—1990）」は、合わせて499點(diǎn)からなり、1千年以上前の互いに関連性のある貴重な石に彫刻された歴史文獻(xiàn)は、政治や経済、宗教、軍事、文化などをカバーし、中國(guó)の仏教史、武術(shù)史、そして古代社會(huì)を研究する上で、獨(dú)特で重要な実物資料となっている。

また今回、「世界の記憶」に登録された「布施錫蘭山仏寺碑（1409年2月15日）」は、中國(guó)語(yǔ)やペルシア語(yǔ)、タミル語(yǔ)などが刻まれた石碑だ。1911年、英國(guó)のエンジニアがスリランカ南西海岸の先端部に位置するゴール市の排水トンネルでそれを発見(jiàn)した。そこに刻まれている文字は、海上シルクロード発展の重要な裏付けとなっている。現(xiàn)在、スリランカの首都?スリ?ジャヤワルダナプラ?コッテの國(guó)立博物館に保存されている「布施錫蘭山仏寺碑（1409年2月15日）」は、考古學(xué)者の分析と鑑定を経て、この石碑の碑文は、1409年2月15日に刻まれ、中國(guó)明代の航海家?鄭和が「西洋下り」をした時(shí)に建立した石碑であることが確認(rèn)されている?！覆际╁a蘭山仏寺碑」は、南京の竜江寶造船所で制作され、鄭和が3度目の航海の時(shí)に「錫蘭山」、つまり今のスリランカに運(yùn)んだ。これは世界で唯一の、中國(guó)語(yǔ)、ペルシア語(yǔ)、タミル語(yǔ)が刻まれた石碑で、海上シルクロードの文化交流と融合の裏付けとなっている。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2025年4月18日