中國の微博(ウェイボー)で最近、「上海で大雨の中、零下80度のコーヒーに長(zhǎng)蛇の列」という話題が大きな注目を集めている。そのコーヒーとは、上海の永康路にオープンしたカフェ「三立方Mahlk?nig Dirty専門店」が猛暑のこの時(shí)期に発売した「-86℃ Dirty」で、上海のコーヒー界において一躍「トップスター」となっている。あるメディアの報(bào)道によると、同店では1日に500杯以上売れ、祝祭日になると800杯も売れているという。成都商報(bào)が伝えた。

ネットユーザーが撮影した「-86℃ Dirty」コーヒー

6月20日にオープンしたこのカフェは、冷たいミルクの上にエスプレッソショットを注ぐ「Dirty coffee」専門店で、フレーバーはシナモン、バニラ、ラム酒の3種類。最大の目玉は「Dirty coffee」用の「-86℃冷卻カップ」で、専用の実験用クライオスタットで「冷凍」されている。

口コミサイト?大衆(zhòng)點(diǎn)評(píng)を見ると、同カフェはオープンから1ヶ月もしない間に、上海の人気コーヒーランキングでトップに躍り出た。1度は飲んでみたいという人がどんどん増え、大雨が降る日でも、店の前には長(zhǎng)蛇の列ができている。

大衆(zhòng)點(diǎn)評(píng)に寄せられている「-86℃ Dirty」の畫像付きレビュー

「-86℃ Dirty」を購入したことがあるというネットユーザーによると、注文すると店員が手袋を著用し、特殊なクライオスタットの中からキンキンに冷えて白く霜がついたカップをアイストングで取り出し、別の店員が特製のミルクをそこに入れ、最後にエスプレッソショットを注いでいたという。値段は26元(1元は約20.7円)。店員からスプーンを渡され、「すぐに飲み、これで下のシャーベット狀のミルクを食べるといいですよ」と言われたという。

手袋を著用し、アイストングを使ってクライオスタットからカップを取り出す店員 動(dòng)畫のスクリーンショット

同カフェの店長(zhǎng)は、「できるだけ40秒以內(nèi)に飲むようにし、なるべく振ったり混ぜたりしないようにと言っている。テイクアウトしたいという人もいるが、それだと普通のカフェラテと一緒になってしまうので、おすすめしていない」と説明する。

しかし、「店員が手袋やアイストングを使わなければ觸れないほど冷たいのに、客が手で觸ったり、唇が觸れたりしたら、凍傷にならないのか」と心配するネットユーザーもいる。

その點(diǎn)についてある醫(yī)師は、「體に悪いかは、飲む量によって決まる。また、消費(fèi)者が飲むコーヒーは液體の狀態(tài)だ。つまり、コーヒー自體の溫度は0度を下回っていないということだ。そのため、直接飲んだり、觸れたりした時(shí)のリスクは思っているほど高くはない」との見方を示している。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2025年7月18日