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AIトイがやって來た!

人民網(wǎng)日本語版 2025年09月19日10:15

中興通訊(ZTE)のAI電子ロボット「Mochi」(資料寫真。畫像著作権はCFP視覚中國所有のため転載禁止)

中興通訊(ZTE)のAI電子ロボット「Mochi」(資料寫真。畫像著作権はCFP視覚中國所有のため転載禁止)

今年行われた一連のテクノロジー関連展示會に、人工知能(AI)トイが次々に登場し、話題を集めた。

年初に米國ラスベガスで行われたコンシューマー?エレクトロニクス?ショー(CES)では、日本発の抱きつくぬいぐるみ風ロボット「みるみ」と中國発のAI搭載ペット型ロボット「Ropet」が展示され、人気を博した。3月に上海で開催された中國家電?消費電子博覧會(AWE)には、TCLのAIコンパニオンロボット「Ai Me」(発売前)が登場。このロボットは車輪付きのカプセル型ベースに入った狀態(tài)で移動することができ、音聲での交流や映像の記録も行える。7月に上海で開催された世界人工知能大會(WAIC)に登場した中興通訊(ZTE)のAI電子ロボット「Mochi」(発売前)は、その大きな目で気持ちを表して反応することができる。

このようなAIトイは、展示會に登場するだけでなく、今後はより多くの人々の生活にも急速に入り込むことが予想される。いくつかのスタートアップ企業(yè)は、すでにAIトイ製品の出荷準備を進めている。

深セン市にあるAIハードウェアベンチャー企業(yè)の深セン市美好憧憬科技有限公司の胡晨輝最高経営責任者(CEO)は、「當社は設(shè)立から約半年の會社で、正式な製品の引き渡しは9月中旬になる」と話した。別のAIトイのスタートアップ企業(yè)でマーケティングを擔當する張興さん(仮名)は、「當社は今年初めに設(shè)立され、現(xiàn)在はチームのメンバー數(shù)人が深センの工場に常駐し、製品を大量生産する段階に入っている。年內(nèi)には最初の製品の予約販売を開始できるだろう」と話した。

価格面を見ると、すでに発売されている製品は価格差がかなり大きい。人形タイプの製品で比較すると、日本の「LOVOT」は本體価格が1萬元(1元は約20.8円)以上で、高級機種に屬する。また、同じく日本発のハムスターに似たペット型ロボット「Moflin」も、価格が1000元以上する。中國企業(yè)では、上海珞博智能科技有限公司が発売したAIトイ「Fuzozo」が399元、優(yōu)必選科技(UBTECH)の「萌UU」が400元前後、躍然創(chuàng)新(Haivivi)の「BubblePal」が約300元となっている。運動機能を備えたAIトイでは、教育や娯楽に利用できる優(yōu)必選の小型人型ロボット「悟空」は、価格が2000元を超える。

EC大手の京東と深セン市玩具産業(yè)協(xié)會が共同発表した「AIトイ消費トレンド白書」によると、世界のAIトイ産業(yè)は急成長傾向を示しており、2023年の市場規(guī)模は100億元を超える程度だったが、2030年には1000億元を突破することが予想されるという。(編集KS)

「人民網(wǎng)日本語版」2025年9月19日

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