「國際交流中心都市指數(shù)2025」報告書が24日、清華大學で発表された。同指數(shù)の発表は今回で3回目となり、北京市は働きやすい環(huán)境、インバウンド観光の回復、科學技術イノベーション、交通の連結(jié)性などの進展により、昨年から順位を一つ上げ、世界6位となった。北京日報が伝えた。

世界初の國際交流中心都市指數(shù)としての同報告書は、データ収集、指數(shù)算定、定性的研究を通じ、各都市が世界的要素の集積、國際的な政治?経済交流、世界的な人的?文化的交流などの面で果たす役割や機能を評価し、その國際交流能力を示すことを目的としている。また、政府管理者や公共政策の実務者が都市発展戦略と計畫を策定する際の參考を提供する。今年は「魅力度」「影響力」「連結(jié)力」の3つの研究枠組みを引き続き採用すると同時に、評価対象都市を50都市に拡大し、発展途上國の都市比率をさらに高めた。

総合ランキング上位10都市は順に、ロンドン、パリ、ニューヨーク、ソウル、シンガポール、北京、香港、上海、東京、サンフランシスコとバンコク（同率10位）だった。

北京は世界6位となった。分野別評価では、北京の魅力度が19位に上昇した。これは主にインバウンド観光客數(shù)の増加が寄與したものだ。影響力と連結(jié)力は引き続きそれぞれ2位と15位を維持している。報告書の解説によれば、北京が國際交流の中心都市として持つ中核的な優(yōu)位性は科學技術イノベーションにあり、AI（人工知能）、生命科學、新素材などの最先端分野でトレンドをリードし続け、數(shù)多くの國際的トップレベルの科學技術人材を惹きつけている。

昨年のトップ10と比べると、ロンドン、パリ、ニューヨークが引き続きトップ3を維持している。上海はインバウンド観光の回復、経済発展、文化教育面での進展により8位に躍進し、初めてトップ10入りを果たした。

同指數(shù)は清華大學中國発展計畫研究院とデロイト中國が共同で発表したもの。報告書は、國際交流中心都市は機能の位置づけを積極的に調(diào)整し、産業(yè)構(gòu)造を高度化し、制度型開放を強化するとともに、都市間の橫の連攜を強め、科學技術イノベーションの優(yōu)位性を維持し、良好な國際化発展環(huán)境を引き続き醸成し、都市がグローバル化プロセスにおける中核的な力となるよう努める必要があると提起している。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2025年9月26日