國家発展改革委員會と國家エネルギー局はこのほど「新型エネルギー貯蔵の大規(guī)模建設(shè)に関する特別行動計(jì)畫」を発表し、2027年までに中國の新型エネルギー貯蔵（蓄電）設(shè)備の規(guī)模を1億8千萬キロワット以上にするとの目標(biāo)を打ち出した。この発展目標(biāo)は巨大な市場需要をもたらすものであり、9月の資本市場ですでにある程度顕在化し、蓄電関連企業(yè)各社の株価は最高値を更新している。

北京市にある蓄電設(shè)備メーカーでは、現(xiàn)在全ての生産ラインがフル稼働狀態(tài)にある。そこで生産されているのは、蓄電の要となる「蓄電池セル」。このセル1個でおよそ1キロワット時（kWh）の電力を蓄えることができる。蓄電市場の急速な拡大により、こうした蓄電池セルは現(xiàn)在、供給不足の狀態(tài)にある。

同社の生産する蓄電設(shè)備は主に太陽光発電や風(fēng)力発電などの新エネルギーに用いられており、今年に入ってから國內(nèi)?國際市場で高品質(zhì)な蓄電設(shè)備への需要が急速に伸びている。

中國國內(nèi)の別の蓄電設(shè)備メーカーでも、社員が受注品の納品に追われており、大量の製品が出荷待ちとなっている。

取材の中で明らかになったのは、現(xiàn)在、中國國內(nèi)の蓄電池セル需要が非常に旺盛であるということだ。大手電池メーカーはいずれも工場がフル稼働狀態(tài)にあり、一部の注文はすでに來年初めまで埋まっているという。さらに、「特別行動計(jì)畫」の打ち出した目標(biāo)により、2027年までに中國の新型蓄電設(shè)備の規(guī)模は1億8千萬キロワット以上に達(dá)し、約2500億元規(guī)模の新規(guī)プロジェクトが牽引されることとなる。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2025年9月30日