12月2日に開催されたイベントで展示された書籍（撮影?李博）。

「歴史を銘記し、平和を大切に――2025年度南京大虐殺犠牲者國(guó)家追悼」新書発表會(huì)が今月2日、侵華日軍南京大虐殺遇難同胞紀(jì)念館で開催され、南京大虐殺の史実を反映する書籍が一挙公開された。その內(nèi)容は翻訳、史料、學(xué)術(shù)、知識(shí)普及の4ジャンルをカバーしており、最新の研究成果が反映されている。新華社が伝えた。

膨大な量の南京大虐殺関連の資料のうち、生存者関連の資料は特別な位置を占めている。侵華日軍南京大虐殺遇難同胞紀(jì)念館と南京大學(xué)歴史學(xué)院が協(xié)力してまとめた「変えられた人生: 南京大虐殺生存者の口述生活史」の日本語(yǔ)版も日本で出版されることになっている。日本で出版される初の南京大虐殺の生存者の口述をまとめた同書は、戦後の生活史という視點(diǎn)から、日本の読者に南京大虐殺という悪行が被害者にもたらした一生消えない痛みを伝えている。

抗戦當(dāng)時(shí)の遺跡も「歴史の証人」だ。南京大學(xué)歴史學(xué)院の呂晶準(zhǔn)教授率いるチームが執(zhí)筆した「苦難と抗?fàn)帲嚎箲橹心暇闋?zhēng)遺址調(diào)査」は、公文書と文獻(xiàn)による裏付けと実地遺跡調(diào)査を組み合わせる研究方法を採(cǎi)用し、戦爭(zhēng)関連の遺跡約200ヶ所を厳選。中國(guó)侵略日本軍が至る所で殘虐行為を働いたことを示し、戦爭(zhēng)中に南京で起きた悲劇を描き出している。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2025年12月3日