第二次世界大戦に対する姿勢についてドイツがまた日本に手本を示す

ドイツのメルツ首相は先ごろ、ベルリンでポーランドと政府間協(xié)議を行った際、第二次世界大戦時にナチス?ドイツがポーランドに與えた深刻な傷について、ドイツは永遠に銘記し、常に歴史的責(zé)任を負(fù)うと述べ、「歴史を直視することに終わりはない」と強調(diào)した。新華社が伝えた。
ドイツと日本は共に第二次世界大戦の発動國であり敗戦國だが、第二次世界大戦の歴史に対する姿勢は大きく異なる。ドイツは過去の戦爭の罪責(zé)を銘記すべく盡力し、他國に與えた歴史的な傷を償うべく努力し、地域諸國と共に歐州統(tǒng)合のプロセスを推進している。他方、日本は右翼勢力に引きずられ、戦爭犯罪を意図的に回避し、曖昧にし、歴史的責(zé)任の切り離しを企てている。特に最近、日本の高市早苗首相が臺灣に関する誤った発言を行ったうえ、悔い改めることを拒んでいることは、地域諸國と國際社會に強い警戒を引き起こしている。
■歴史を視野の外に置くことはできない
メルツ首相は1日、訪獨したポーランドのトゥスク首相との會談後、「歴史を銘記すること」を両國関係の重要なアジェンダとして明確に位置づけ、第二次世界大戦時にナチス?ドイツがポーランドに対して行った殘虐行為は「核心的な歴史の教訓(xùn)」であると述べた。さらに、「我々は歴史を視野の外に置くことはできないし、それを望んでもいない。たとえ苦痛の記憶であっても、我々は記憶を鮮明にし続けなければならない」と強調(diào)した。メルツ首相は「歴史を銘記し、歴史を直視することに終わりはない。ドイツは常に自らの歴史的責(zé)任を負(fù)い続ける」と述べた。
■「舊秩序に逆戻りする日本」に警戒
歐州の世論は、第二次世界大戦の発動國であり敗戦國である點で共通する日本とドイツが、歴史認(rèn)識と歴史への姿勢において鮮明なコントラストを成していることに注意を払っている。
現(xiàn)職の日本の首相である高市早苗氏は「安倍路線」の継承者を自任しており、その歴史認(rèn)識における「黒歴史」は、とうに歐州のメディアや學(xué)者に知られている。英インディペンデント紙は最近の報道で、高市氏がかつて、ナチス支持者で日本の「國家社會主義労働者黨」総裁の山田一成氏と共に寫真に収まっていたことに言及。ポーランドのウェブサイト「Defence24」は、高市氏が第二次世界大戦のA級戦犯を祀る靖國神社に繰り返し參拝し、侵略の歴史を反省した「村山談話」に疑問を呈してきたとして、その歴史修正主義的傾向は西側(cè)諸國において日本の信望を損なうだろうと論じた。
さらに、歐州の一部のメディアやアナリストは、高市氏の一連の言動について、地域の平和と安定に影響を與えうるものであり、國際社會は警戒すべきだとの見方を示している。獨ディ?ヴェルト紙は、侵略を否定し、戦爭を美化する高市氏の誤った歴史観は「舊秩序に逆戻りする日本」の象徴だと論じた。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2025年12月5日
注目フォトニュース
関連記事
- 日本の學(xué)者「高市首相の誤った発言は日本の各業(yè)界を危機に陥れる」
- 外交部「高市首相の『立場に変更はない』発言はごまかし、中國はこれを受け入れない」
- 日中議連、経団連が訪中意向伝達 外交部「日本國內(nèi)での積極的な役割発揮を望む」
- 「釣魚島の帰屬」に関し日本が「証拠」示す 中國外交部がコメント
- 中國の國連大使が國連事務(wù)総長に再び書簡 日本の詭弁を厳しく批判
- 釣魚島周辺の中國領(lǐng)海に日本漁船が不法侵入 中國海警局が法に基づき排除措置
- 國臺弁「日本は誤った発言を撤回し、『一つの中國』原則と中國に対する約束を行動で厳守すべき」
- 外交部「誤った発言を撤回するよう日本側(cè)に促す」
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257 Mail:japan@people.cn








