中國(guó)の2025年11月の主要経済指標(biāo)が12月15日に発表された。各指標(biāo)はどのように推移しただろうか。國(guó)家統(tǒng)計(jì)局の付凌暉報(bào)道官は、國(guó)務(wù)院新聞弁公室が同日に行った記者會(huì)見(jiàn)で関連の狀況について説明した。

付報(bào)道官は、「11月の中國(guó)の生産?供給は基本的に安定し、雇用情勢(shì)は全體的に安定し、市場(chǎng)価格は持続的に改善し、新たな質(zhì)の生産力が安定的に発展した」と述べた。

11月には、生産が安定的に増加した。全國(guó)の一定規(guī)模以上の工業(yè)企業(yè)（年売上高2000萬(wàn)元以上の企業(yè)）の生産額は前年同期比で4.8％増加した。産業(yè)の高度化?発展に牽引されて、設(shè)備製造業(yè)の工業(yè)付加価値額が同7.7％増と大幅に増加し、一定規(guī)模以上の工業(yè)企業(yè)の生産額の伸びに対する寄與率が59.4％に達(dá)した。同月の全國(guó)のサービス業(yè)生産指數(shù)は同4.2％上昇した。

また、市場(chǎng)販売が増加した。社會(huì)消費(fèi)財(cái)小売総額は同1.3％増加し、一部の買(mǎi)い替え需要による商品の売上が比較的好調(diào)だった。

付報(bào)道官は、「1-11月の社會(huì)消費(fèi)財(cái)小売総額は同4％増加し、増加率は前年同期を上回っただけでなく、前年全體も上回った。最近は社會(huì)消費(fèi)財(cái)小売総額の増加率が鈍化しているが、これは主に比較の対象となる昨年の數(shù)字が高かったためだ。累計(jì)の増加率を見(jiàn)ると、今年の社會(huì)消費(fèi)財(cái)小売総額は昨年よりも好調(diào)に増加している」と述べた。

付報(bào)道官の説明によると、1-11月には、固定資産投資（農(nóng)家を除く）が同2.6％減少し、不動(dòng)産開(kāi)発投資を除いたプロジェクト投資は同0.8％増加した。投資増加率は鈍化したが、內(nèi)需拡大政策と産業(yè)の高度化?発展に牽引されて、重點(diǎn)分野の投資が増加傾向を保ち、引き続き経済の中長(zhǎng)期的発展の基礎(chǔ)を固めた」という。

11月の貿(mào)易額は、外部環(huán)境が複雑で厳しく、比較の対象となる前年同期の數(shù)字が高いという背景の中でも安定成長(zhǎng)傾向を保った。貨物輸出入額は同4.1％増加し、増加率は前月比4ポイント上昇した。そのうち輸出は同5.7％増加し、増加率は前月の低下から上昇に転じた。

11月の雇用と物価を見(jiàn)ると、全國(guó)都市部調(diào)査失業(yè)率は5.1％で、前月から橫ばいだった。消費(fèi)者物価指數(shù)（CPI）は同0.7％上昇して、上昇幅が前月より0.5ポイント拡大し、3ヶ月連続の上昇となった。

今年の穀物生産量は前年比1.2％増の7億1487萬(wàn)5000トンに達(dá)し、7億トン以上の水準(zhǔn)を安定的に保った。

付報(bào)道官は、「全體として見(jiàn)ると、11月には國(guó)民経済の運(yùn)営が全體的に安定し、安定の中で成長(zhǎng)し発展する流れが続いた。だが、外部の不安定要因や不確実な要因は多々あり、國(guó)內(nèi)の有効な需要は不足気味で、経済運(yùn)営は引き続き多くの課題に直面している」との見(jiàn)方を示した。

また付報(bào)道官は、「リスクと課題を見(jiàn)ると同時(shí)に、中國(guó)経済の安定した基礎(chǔ)、多くの優(yōu)位性、高い強(qiáng)靱性、大きなポテンシャルといった、長(zhǎng)期的好転を支える條件が変わらないこと、長(zhǎng)期的好転の基本的な流れは変わらないこと、イノベーションによる駆動(dòng)の役割が強(qiáng)化され、改革開(kāi)放が絶えず深化し、現(xiàn)代化産業(yè)システムの構(gòu)築が加速しており、今後の経済の好転発展を力強(qiáng)く支えるだろうということもしっかり見(jiàn)なければならない」と述べた。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2025年12月16日