「大気汚染防止協(xié)力枠組み會議」がこのほど北京で開催され、北京?天津?河北、長江デルタ、珠江デルタの関連地域の指導(dǎo)者が出席した。中國共産黨中央政治局常務(wù)委員、中國國務(wù)院副総理の張高麗氏は同會議において、「北京?天津?河北は統(tǒng)一的な地域産業(yè)參入許可基準(zhǔn)および環(huán)境保護政策の枠組みを構(gòu)築し、地域內(nèi)の産業(yè)のアップグレード、生態(tài)環(huán)境の質(zhì)の好転に保障を提供するべき」と表明した。業(yè)界関係者は、「北京?天津?河北の産業(yè)の參入條件にはバラ付きがあり、汚染物質(zhì)の排出基準(zhǔn)の統(tǒng)一を妨げていた。將來的にこれを統(tǒng)一していくことで、天津?河北の排出基準(zhǔn)の厳格化を促せる」と指摘した。北京商報が伝えた。

北京?天津?河北の大気汚染防止に向けた協(xié)力が近年加速される中、各地の不揃いな汚染物質(zhì)の排出基準(zhǔn)と産業(yè)のハードルが、業(yè)界內(nèi)から批判を浴びている。北京公衆(zhòng)環(huán)境研究センター長の馬軍氏は、「北京?天津?河北の産業(yè)の參入條件のバラ付きは、その一體化の過程に影響を及ぼす。河北と天津が今後、首都機能の一部を擔(dān)うようになる中で、首都機能には相応しくないものの、天津?河北の建設(shè)基準(zhǔn)には合う企業(yè)を受け入れることになる。これらの企業(yè)は天津?河北で合法的に生産と排出を行える」と指摘した。業(yè)界も張副総理の今回の発言に対して積極的な態(tài)度を示しており、「中央政府が北京?天津?河北で共通の産業(yè)參入許可基準(zhǔn)を制定すると表明すれば、各地の産業(yè)の參入條件の差が急速に縮められ、汚染物質(zhì)の排出基準(zhǔn)の早期統(tǒng)一化が促される」と予想した。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2014年5月19日