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宮田聡美   2014-07-11113.96.151.*

このような記事を読むにつけ、安部政権が必死に國力消耗して進める「中國包囲網(wǎng)」がいかに非現(xiàn)実的で時代遅れか、よく分かりますね。冷戦が終わり、多極化、多辺化、相互依頼が進む國際社會では、「盟友」に外交戦略を撹亂され、國益を損う危険が高い軍事同盟は、もはやメリットよりもデメリットの方が大きいのです。敵の敵は味方とは限りません。相互依頼の社會では１００%の「敵の敵」など存在し得ないからです。だから中國とロシアが、全方面で戦略的に協(xié)力しあっても、軍事同盟など結(jié)ばないのです。味方を増やせば、敵も増えるからです。味方の敵は敵ですから。アメリカは味方を増やしすぎて、あちこちの味方に振り回され、その味方のせいで敵を更に増やし、身動きとれない狀態(tài)なのです。しかしアボット首相のオーストラリアも、アメリカに倣いたいようで、お気の毒様。