三亜海事局の巡視船「海巡1103」の就役式典が三亜市で開かれた。これは同船が正式に海南省南部の海域の海事法執(zhí)行任務(wù)に投入されることを意味する。人民網(wǎng)が伝えた。

同船は海南省南部で最大の海事巡視船で、今回の就役により同地域の大型海事巡視船の不足を補った。同船は三亜市が管轄する50海里以內(nèi)の海域の巡航、海事監(jiān)督管理、緊急対応に使用され、三亜海事局の海上法執(zhí)行力を大幅に強化する。

同船の全長は64メートル、型幅は10メートル、型深さは5メートル、喫水は3.5メートル、排水量は830トン、最大航行速度は18ノット、航続距離は1800海里、自給力は15日で、10級の強風(fēng)にも耐えられる。2層の甲板にはヘリポートが設(shè)置されており、ヘリを1機搭載することができる。

同船は、海事監(jiān)督管理活動を海南省の海洋経済発展情勢に順応させ、三亜市の海洋強市戦略の需要を満たすため配備された。三亜海事局は沿海の遠い管轄海域の全面的な監(jiān)督管理が不可能という歴史を終え、海南省南部の海域における海上法執(zhí)行力および海上事故調(diào)査能力の質(zhì)的飛躍を?qū)g現(xiàn)した。また管轄區(qū)內(nèi)の船舶の航行安全を保障し、海洋環(huán)境を保護し、船員の合法的な権益を守り、國家海洋主権を維持するという面で積極的な役割を発揮する。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2014年11月7日