＜まとめ＞王毅外交部長が記者會(huì)見　中國の外交政策と対外関係を明らかに

人民網(wǎng)日本語版　2016年03月09日09:44

　北京時(shí)間3月8日午前10時(shí)（日本時(shí)間3月8日午前11時(shí)）、第12期全國人民代表大會(huì)（全人代）第4回會(huì)議の記者會(huì)見がメディアセンターで行われ、王毅外交部長（外相）は「中國の外交政策と対外関係」について國內(nèi)外の記者からの質(zhì)問に答えた。

■　朝鮮制裁決議に関する質(zhì)問

　王部長「半島情勢(shì)は一觸即発、コントロール失えば各側(cè)にとって災(zāi)難」

　韓國KBSの記者の朝鮮制裁決議に関する質(zhì)問に対し王部長は、「目下半島情勢(shì)は一觸即発の狀態(tài)にあり、きな臭さが充満している。緊張に拍車をかければコントロールを失うことになり、各側(cè)にとって災(zāi)難となる。半島の最大の隣國として、中國側(cè)は半島の安定が根本的破壊されることを座視することはなく、中國側(cè)の安全面での利益がいわれなく損失を被ることを座視することもない。中國側(cè)は各側(cè)が理性的に抑制するよう強(qiáng)く促し、矛盾を激化させないよう強(qiáng)く促す。半島問題の最終的な解決のためには、総合的な施策が必要で、情況に応じた対応が必要であり、制裁と圧力を一方的に盲信するだけでは、実際には半島の將來に対し無責(zé)任な行為となる。そのため、中國側(cè)は半島の非核化と半島の停戦メカニズムから平和メカニズムへの転換を同時(shí)に進(jìn)めることを?qū)g現(xiàn)するという交渉の道筋を立てている」と述べた。

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■　南中國海問題

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　ロイター記者の南中國海に関する質(zhì)問に対し王部長は、「中國が自國の島礁で防御目的の施設(shè)を建設(shè)することは、國際法の自存権と自衛(wèi)権の行使に當(dāng)たる。中國は南沙諸島に最も早く武器を配備した國でなければ、武器を最も多く配備している國でもなく、ましてや軍事活動(dòng)が最も頻繁な國でもない?，F(xiàn)在軍事化について論じているが、軍事化というレッテルは中國ではなく、中國よりも貼るのにふさわしい國があると思う」と述べた。

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■　中米関係

　王毅部長「中米協(xié)力は雙方の利益に合致」

　中米関係について王部長は「中米は共に大國であり、協(xié)力もあれば摩擦もあるのが常態(tài)だろう。摩擦の根本的原因は、中國に対して戦略面の疑念や懸念を抱き、いつか中國が米國にとって代わることを懸念し続ける人々が米國に常にいることだ。中國は米國ではなく、中國がもう1つの米國になることは決してないし、不可能だということを強(qiáng)調(diào)したい。誰かに取って代わる、あるいは誰かを指導(dǎo)する意図はわれわれにはない。習(xí)近平國家主席は、中米協(xié)力は両國および世界の重大事にプラスとなることを多く成し遂げることができると繰り返し指摘している。中米関係が歩んできた様々な困難を振り返ると、やはり非衝突?非対立、相互尊重、協(xié)力?ウィンウィンの新型の大國関係という道が、雙方の共通利益、長期的利益に合致し、世界の発展と変化の潮流にも順応している」と述べた。

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■　中露関係

　王毅部長「中露関係は発展の勢(shì)いを維持」

　中露関係について王部長は「中露関係は成熟し、安定している。われわれの包括的?戦略的協(xié)力パートナーシップは相互信頼、相互支持という強(qiáng)固な基礎(chǔ)の上に築かれており、協(xié)力の強(qiáng)化、互恵?ウィンウィンの大きなニーズもあり、國際情勢(shì)のいかなる変化による検証にも完全に耐えられるもので、一時(shí)、一事のために変わることはない。昨年、習(xí)近平國家主席はプーチン大統(tǒng)領(lǐng)と5回會(huì)談し、中露関係の発展の勢(shì)いを維持するうえで重要なリーダーシップを発揮した。両國間の大型協(xié)力事業(yè)は積極的に秩序良く進(jìn)められており、天然ガスパイプラインの東ラインはすでに著工し、生産能力と設(shè)備?裝備製造、農(nóng)業(yè)、財(cái)政?金融分野の協(xié)力も加速している」と述べた。

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■　中日関係

　王毅外交部長「中日関係の病根は日本指導(dǎo)者の対中認(rèn)識(shí)にあり」

　日本の毎日新聞社記者は「日中関係に関して、日本では『好転しつつある』と『改善されてはいない』という異なる見方がある。王毅外交部長は両國関係の現(xiàn)狀をどのようにみているのか？またもし現(xiàn)狀が楽観できないとするならば、その問題はどこにあるのか？日中関係を改善する上で雙方はどのような努力をすべきだろうか？」と質(zhì)問。

　王毅外交部長は「日本側(cè)の歴史等の問題における誤った対応で、ここ數(shù)年、中日関係は確かに深い傷を負(fù)っている。中日両國の有識(shí)者の努力を経て、両國関係に改善の兆しはみられるものの、今後については依然として楽観視することはできない。それは日本政府とその指導(dǎo)者が日中関係の改善を聲高に唱える一方で、至る所で絶えず中國にトラブルをもたらしているためだ。これはまさに典型的な裏表のあるやり方と言えるだろう。『病根は元から絶たねばならない』という言い方もあるように、中日関係に関して言えば、病根とはつまり日本の指導(dǎo)者の対中認(rèn)識(shí)にあると考えている。中國の発展を受け、日本政府は中國が友人なのか、敵なのか、またパートナーなのか、ライバルなのかという問題を真剣に考慮し、十分に検討すべきだ」と述べた。

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　王外交部長が「一帯一路」に言及　「提唱は中國、チャンスは世界に」

　中國日?qǐng)?bào)記者の「近年『一帯一路（1ベルト、1ロード）』が大きな話題となっているが、現(xiàn)段階ではどのような進(jìn)展が得られ、どのような挑戦と困難があるのか。また、これは中國の実力が対外拡張を加速している象徴であるとの見方も出てきているが、王部長はどのように考えているか」という質(zhì)問に対し、王部長は次のように答えた。

　「一帯一路」を提唱したのは中國であるが、それによってもたらされるチャンスは世界のものである。この提唱はユーラシア大陸が発展と協(xié)力を望む聲に順応しており、中國が一つの國際體系の參加者から公共財(cái)の提供者へと急速に転換している象徴である?！敢粠∫宦贰工瞎菠嗽挙泛悉ぁ⒐菠私ㄔO(shè)し、共に享受する原則を堅(jiān)持するもので、「モンロー主義」ではなく、拡張主義ではさらになく、開放主義である?！敢粠∫宦贰工磥恧问澜绀摔猡郡椁工猡韦?、必ずやユーラシア大陸の共同の発展繁栄という新たな歴史の絵巻物である。