2015年の中國外交は「終日乾乾」(終日積極果敢に物事を推進(jìn)していくこと)だったと言える。意気盛んで、大國、周辺國、発展途上國、多國間の各レベルで全面的に広く活動(dòng)し、「三破」を?qū)g現(xiàn)した。(文:王義桅?中國人民大學(xué)國際問題研究所所長(zhǎng)、國家発展?戦略研究院研究員。人民日?qǐng)?bào)海外版コラム「望海樓」掲載)
第1に、束縛の打破。世界経済の成長(zhǎng)に対する中國の平均貢獻(xiàn)は3割近くで、米國の2倍だ。中國は「自らの問題の解決が世界に対する最大の貢獻(xiàn)」とのロジックを固守せず、外交上舊來の束縛を積極的に打破した。2015年の中國外交は発奮して有為であり、內(nèi)外の連動(dòng)、陸海の呼応を?qū)g現(xiàn)すると同時(shí)に、安全と発展という二大目標(biāo)を追求した。
第2に、封じ込めの打破。米國はアジア太平洋回帰について、中國を狙ったものではないとしきりに言うが、中國を排除したTPP交渉の突破口を開こうとしていること、および南中國海問題で絶えず行動(dòng)を起こしていることから、中國としては封じ込められるという感覚を取り除きがたい。中國は対外関係を全面的に格上げした。すでに67カ國、5つの國際組織と包括的?戦略的パートナーシップを構(gòu)築し、英國とは21世紀(jì)のグローバル包括的?戦略的パートナーシップを構(gòu)築したうえ黃金時(shí)代を切り開いた。対歐州外交は2015年中國外交のハイライトとなった。
第3に、舊秩序の打破。中國が設(shè)立を提唱したアジアインフラ投資銀行(AIIB)は、國際金融ガバナンス體制変革の大きな幕を建設(shè)的に開いた。57カ國の創(chuàng)設(shè)メンバーという幸先の良いスタートは、中國の役割を世界が積極的に肯定していることの証拠となった。
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