北京市豊臺區(qū)郭公莊にある「植物工場」で4月8日、蕭俊丞さんが収穫した新鮮野菜を披露している。臺灣地區(qū)出身の蕭さんは大陸部で15年間生活しているが、最初の8年は年収100萬元(約1680萬円)のIT外資系企業(yè)の上級管理者だった。が、その後7年はひたすら北京の繁華街で野菜を栽培している。2013年、彼は高層ビルが立ち並び、地価が高いCBDエリアで「植物工場」を設立した。東三環(huán)路にあるハイグレードなオフィスビルの地下約50平方メートルを栽培地として、細長いスペースに4段の棚を1列ごとに綺麗に並べ、熱を伴わない直流LED照明と栄養(yǎng)液の補給により野菜を栽培し、毎月500キログラムの新鮮野菜を収穫している。このCBDの小さな一角にある栽培地は植物工場のほんの一部分で、蕭さんはクリーンルームでの生産方法を採用し、植物を量産できる拠點として豊臺區(qū)郭公莊の工場跡地を主な栽培地としている。密閉されたスペースの「植物工場」は土壌汚染、水質汚染、大気汚染の影響を受けず、野菜の品質を保証している。また、CBDの中心エリアにおける野菜栽培の成功モデルの効果によって、ますます多くの企業(yè)、オフィスビル、レストラン、家庭から協(xié)力を求められているため、彼の「植物工場」は成長を続けている。彼は、「現在、會社は大量の資金を投入し、技術的な研究開発を行ない、國內外で100項目余りの技術特許を保有している。人々に健康で安全な野菜を味わってもらうために、グループで更に多くの生産拠點の建設に力を注いでいく」と話す。新華網が伝えた。
「人民網日本語版」2016年4月20日
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