中國科學(xué)院紫金山天文臺の研究員は7日夜、アジア最大の「地球の哨兵」と呼ばれる1.2メートル口徑近地球天體望遠(yuǎn)鏡を使い、江蘇省の観測所から初めて小惑星「2009ES」を観測した。この小惑星は國際天文學(xué)界によって、地球に対して潛在的脅威を持つ近地球小惑星の一つとされている??萍既請螭瑏护à俊?/p>
同観測所に設(shè)置された1.2メートル口徑シュミット式近地球天體望遠(yuǎn)鏡は、國際小惑星観測設(shè)備の中で重要な地位を占めており、観測データは2年連続で世界第5位、アジア第1位となっている。この「地球の哨兵」は7日夜、再びその「威力」を示した。
「地球の哨兵」が入手した宇宙の白黒寫真は、一般人からすれば平凡で無味乾燥に見えるが、観測者はこれを?qū)殼趣吩敿?xì)に研究する。中國科學(xué)院紫金山天文臺近地球天體望遠(yuǎn)鏡チームの上席研究員である趙海斌氏は「見つかった」と叫び、椅子から立ち上がった?!袱长欷?!」と、趙氏はパソコンの寫真中央をかすめる細(xì)い痕を指差し、「こいつは動きが速い」と述べた。
米アリゾナ州レモン山天文臺が2009年、「2009ES」を発見した。これまで世界の8ヶ所の観測所がこの惑星を観測していたが、中國の天文學(xué)者は7日夜になり初めてこの「危険分子」を観測した。
國際小惑星観測網(wǎng)の情報によると、2009ESの直徑は150?470メートルほどで、最も近い時で地球と月の距離(約38萬キロメートル)の約18.8倍まで接近する。統(tǒng)計?分析によると、直徑10キロメートルの小惑星が秒速10キロメートルの速度で地球に衝突した際に生じるエネルギーは、原爆30億個分に相當(dāng)する。天文學(xué)界では、今から約6500萬年前に恐竜が絶滅した原因は、直徑10キロメートルほどの小惑星が地球に衝突したことではないかとされている。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年9月9日
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