4日、河北港口集団秦皇島港石炭埠頭で、「城壁」のような見た目の防風網(wǎng)の設(shè)置工事が進められていた。これは、秦皇島市環(huán)境保護重點プロジェクト「秦皇島港石炭埠頭第一期?第二期および第一期石炭堆積場拡張防風網(wǎng)建設(shè)プロジェクト」である。防風網(wǎng)は高さ23メートル、長さ1432メートルで、主體工事はすでに竣工しており、5月に完成?引き渡しが予定されている。完成すると、秦皇島港の防風網(wǎng)は全長6470メートルに達し、秦皇島港東港區(qū)域で最大の露天バラ済み貨物堆積場の「包囲網(wǎng)」が完成することになり、港灣エリアの粉塵量を有効に低減させ、大気環(huán)境品質(zhì)の改善が期待される。北京日報が報じた。

「秦皇島港石炭埠頭第一期?第二期および第一期石炭堆積場拡張防風網(wǎng)建設(shè)プロジェクト」が完成すると、河北港口集団傘下の秦皇島?唐山?滄州三大港灣エリア堆積場の防風網(wǎng)の長さは、19キロメートル近くに達し、世界最大の防塵網(wǎng)プロジェクト系列となる。河北港口集団はこれまでに、滄州黃■（■は馬へんに華）港総合港灣エリアと唐山曹妃甸港灣エリアに、長さ1萬2452メートルの防風網(wǎng)を設(shè)置した。

河北港口集団衛(wèi)生?環(huán)境保護當局の擔當者は、次の通り説明した。

「防風網(wǎng)は、數(shù)年前からだんだんと発達してきた先進的な粉塵抑制技術(shù)であり、機械?物理系粉塵抑制システムに屬する。つまり、風の流れが起きる場所をコントロール?改善することで、堆積場の風速を制御し、粉塵が発生する風速より低くする。それによって石炭?鉱石堆積場での粉塵発生、移動、拡散を制御する。例えば、秦皇島港の場合、防風網(wǎng)によって粉塵の抑制率を40％から60％まで落とすことができる。堆積場で水を散布する方法を併用すれば、石炭粉塵制御率は最高で90％以上に達する」。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2017年1月6日