ある日の深夜、広東省の理工系大學(xué)の3年生男子學(xué)生が「1週間だけの彼女」に戀人として最後の微信（ショートメッセージ）を送った?！袱獎eれ」のメッセージだ。

2人は同大學(xué)の學(xué)生団體が企畫した「1週間だけの戀人」イベントで知り合い、1週間は一緒に勉強(qiáng)したり、晩ご飯を食べたり、映畫を見たりした……

取材したところ、同じような「即席カップリング」活動が多くの大學(xué)で行われていることがわかった。

2016年11月11日の「獨(dú)身の日」の前後には、福建省の総合大學(xué)で蕓術(shù)系のアナウンス?司會専攻の學(xué)生が全學(xué)に向けて「3日間の戀人」イベントを打ち出した。わずか3日で、120人を超える応募者があったという。

応募者は多かったが、最終的に本當(dāng)の戀人同士になった人はほんの數(shù)えるほどだった。さまざまなイベントを主催してきた人の話によれば、イベント終了後の統(tǒng)計(jì)から、即席カップルの相手と戀人関係を維持することの難しさがわかるという。

「1週間だけの戀人」イベントに參加したことで、「萬年獨(dú)りぼっち」と自嘲していた理工系の學(xué)生?林偉博さんは「戀愛の楽しさ」を初めて味わうことができたという。

林さんは、「自分たちのペアはつきあう中でお互いが自分の好みでないとわかったが、自分はイベントに參加したことで、少なくとも女性とつきあう最初の1歩は踏み出せた。これから自分のタイプの女性に出會ったら、勇気を出して幸せをつかみに行く」と話す。

福建師範(fàn)大學(xué)伝播學(xué)院の黃華準(zhǔn)教授は、「大學(xué)生が交際ルートを広げようとするのは応援するが、こうした活動には賛成しない。戀愛は出會って交際に至る當(dāng)たり前のプロセスだ。こうした活動は交際範(fàn)囲を広げはするものの、內(nèi)容や要求が実際には人と人との交際のルールに背いており、正常な戀愛モデルを展開する上でマイナスになる。大學(xué)生を誤った道に誘導(dǎo)する可能性もある」と注意を促す。

また黃準(zhǔn)教授は、「大學(xué)生は通常、自分の趣味や好みに応じて學(xué)習(xí)サロンや映畫鑑賞會、寫真撮影會などの集まりに積極的に參加して、交際範(fàn)囲を広げることができるし、知識の面でも収穫を得ることができる。愛情とは思いがけないときに訪れるものともいえるだろう」と話す。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2017年1月7日