古代気候のシミュレーションと観測の新方法により、中國の科學者は地球の46億年にのぼる悠久な歴史への探索をスムーズに行えるようになった。そして軽量化技術により、中國の地下鉄車両を高速化した。これらの多大な貢獻をした外國籍科學者5人と國際組織が、2016年度の中華人民共和國國際科學技術協(xié)力賞を受賞した。
國家科學技術奨勵工作弁公室の責任者は「國際協(xié)力賞は、國際科學技術協(xié)力の加速を促す。受賞者は、ドイツ人、米國人、フランス人などだ」と述べた。
米國科學アカデミーの會員であるジョン?クズバック氏は、古代気候シミュレーションの第一人者で、中國との科學技術協(xié)力を30年弱続けている。クズバック氏は中國の伝統(tǒng)地質(zhì)學、データシミュレーションを結びつける研究の新たな段階を切り開き、研究員3人を中國科學院院士に育て上げた。
中國のカルスト生態(tài)保護への注目を労を惜しまず熱心に世界に呼びかけたのは、米水文地質(zhì)學者のクリストファー?グローブス氏。知識の伝授と人材育成を通じて、中國のカルスト學の発展に重要な力を注いだ。グローブス氏は南西部のカルスト地形の地下水資源の開発と、生態(tài)環(huán)境保護のリサーチを?qū)g施した。これをうけてユネスコは広西チワン族自治區(qū)桂林市に初の國際カルスト研究センターを設置した。
ドイツ工學アカデミー會員のウェルナー?フーフェンバッハ氏は、「歐州軽量化の父」と呼ばれている。その軽量化?複合材料研究開発技術は多くの有名企業(yè)の製品に新技術として利用されている。中國に先進技術を積極的に譲渡することで、フーフェンバッハ氏は中國と初の全炭素繊維複合材料列車を共同開発した。金屬の車體の重量を50%ダウンさせ、中國製の列車はより軽量かつ安全になった。
殘りの2人は、ドイツ科學アカデミー會員のカタリナ?ホーインハウス氏とフランス人科學者のジャン?アブライアル氏。
また、本部をメキシコに置く國際トウモロコシ?小麥改良センターも、中國のトウモロコシ?小麥の質(zhì)および耐病性の向上、生産量拡大に重大な進展を獲得したことにより同賞を受賞した。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2017年1月10日
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