臺(tái)灣新竹市に住む林暁芬さんは今から9年前、急に體調(diào)を崩して病院の救急外來を訪れたところ、突然昏睡狀態(tài)に陥った。意識(shí)が戻ると、彼女は自分が大量に出血したことを知った。十?dāng)?shù)袋分の輸血を受けたほか、血液凝固機(jī)能に異常が見られたため、さらに2袋分の血小板輸血を受けてなんとか一命をとりとめた。揚(yáng)子晩報(bào)公式微博（ウェイボー）が伝えた。

「あの時(shí)、輸血用血液がなければ、私はもはやこの世にいなかっただろう」―林さんは2年前、ふるさとの新竹市に戻り家業(yè)を継いだ。その後、連志成さんと知り合い、付き合い始めた。交際を続けるうちに、この連さんが、「輸血してくれた男性」である事実が判明した。彼は、不定期に輸血センターに足を運(yùn)び、輸血を行い、血小板を提供していたのだ。獻(xiàn)血者にプレゼントされる「獻(xiàn)血ベイビー」のぬいぐるみが彼の家に所狹しと並べられているのが、その何よりの証だった。

「僕の血液が使われていたのだろうか？」という連さんの何気ない一言で、彼女の好奇心がむくむくと頭をもたげた。あちこちに聞き回った末、あの時(shí)に彼女の命を救ったのが誰であるのかを突き止めることができた。その結(jié)果に、彼女は非常に驚いた。

「獻(xiàn)血場所は新竹市內(nèi)、獻(xiàn)血者は連氏」―林さんは、この情報(bào)に対して何とも言えない不思議な縁を感じた。9年前、彼女の命を救った輸血袋は、今の戀人からのものだったのだ。これこそ、「運(yùn)命はあらかじめ決まっている」証明だといえよう。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2017年1月19日