23日、福建第12期人民代表大會第5回會議において、「福建省高齢者権益保障條例」が審議?通過、高齢者の家庭保障、社會保障、社會優(yōu)待などに関する規(guī)定が定められた。さらに、一人っ子を?qū)澫螭?、「?0歳以上の父親または母親が病気を患い治療のために入院した場合、雇用企業(yè)は年間累計10日以內(nèi)の看護休暇をその子供である従業(yè)員に與えなければならない」とする規(guī)定を打ち出した。條例は3月1日から施行される。福州晩報が伝えた。

數(shù)多くの一人っ子にとって、両親が年老いて病気になった時、お見舞いや看護のための時間を捻出することが大きな難題となっている。

このような現(xiàn)狀を十分に考慮したうえで、「條例」では、「満60歳に達(dá)した一人っ子の両親が、病気を患い治療のために入院した場合、雇用企業(yè)はその子供である従業(yè)員が両親のお見舞い?看護のための時間を取れるよう支援し、年間累計10日間以內(nèi)の看護休暇を與えなければならない。看護休暇中の給料や福利厚生待遇は変えないものとする」としている。

福建省人力資源?社會保障（人社）庁の擔(dān)當(dāng)者は、次の通りコメントした。

「今回制定された條例は、非常に良い規(guī)定と言えよう。雇用企業(yè)が規(guī)定に違反をした場合は、2千元以上2萬元以下（3萬3千円以上33萬円以下）の罰金に処せられる。さらには『給與支払に関するコンプライアンス違反企業(yè)リスト』に組み入れられ、重點管理監(jiān)督対象企業(yè)になる可能性もある。信頼を酷く失墜させた企業(yè)は、社會保障（人社）部門や業(yè)界主管部門の「ブラックリスト」に入れられる可能性もあり、入札募集?入札、市場參入許可、融資與信などの面で制限を受けることにもなりかねない」。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2017年1月25日