富山県西部の礪波市では、年に1度、コイに日本酒を飲ませて厄払い放流する伝統(tǒng)行事が行われる。動(dòng)畫では、一人が鯉を手に取り、もう一人の和服姿の女性が日本酒をコイの口の中に注ぎ、その後池に放流している。

この伝統(tǒng)行事は今から200年ほど昔から続けられており、コイを手でつかみ、日本酒を飲ませたコイを放流することで、魂が浄化されるという。時(shí)代を経ていくうちに、この行事は毎年1月7日に行われる伝統(tǒng)行事となっていたそうだ。

今年も例年通りこの行事が行われ、合計(jì)11匹のコイに日本酒を飲ませ、池に放流した。しかし、全てのコイが「酒好き」とは限らず、必死に尾を振って抗うコイもいた。

しかもこの動(dòng)畫がネット上に投稿されると、多くの動(dòng)物愛護(hù)主義者から、「コイに対する虐待だ。この忌まわしき行事をやめるべきだ」との非難の聲が次々と上がったのだ。これに対し、行事の主催者は「コイを傷つけても殺しているわけでもない。行事の主役として、コイに尊敬の意を表している」としている。

この件については、「動(dòng)物愛護(hù)主義者の意見を支持し、もっと他の方法を取れるのではないか」と言う意見と、「日本の伝統(tǒng)行事なので、守っていくべき」という意見に分かれている。（編集TK）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2017年1月25日