中國の新年である春節(jié)(舊正月、今年は1月28日)がまもなくおとずれようとしている。この新春のめでたい日を迎えるにあたり、日本科學(xué)技術(shù)振興機(jī)構(gòu)の特別顧問?沖村憲樹氏から人民網(wǎng)の読者と中國の人々に向けて以下の新年の挨拶が屆いた。人民網(wǎng)が伝えた。
中國の皆様、新年あけましておめでとうございます。
私は中日両國は歴史的、地理的な関係から、もっと仲良くすべきだと考えています。私自身は科學(xué)技術(shù)分野で16年にわたり、研究や研究者、研究機(jī)関、大學(xué)の交流といった様々な中日科學(xué)技術(shù)交流を推進(jìn)してまいりました。私の長年の活動に対し、中國政府からは國際友誼賞のほか、昨年1月には人民大會堂で習(xí)近平主席と李克強(qiáng)総理から中國國家科學(xué)技術(shù)合作賞を受賞し、大変感激いたしました。また昨年の中日科學(xué)交流も非常に円滑に進(jìn)みました。これは中國の科學(xué)技術(shù)機(jī)関や人民網(wǎng)を始めとする関係機(jī)関のご協(xié)力の賜物であり、心から御禮申し上げます。
私は3年前からアジア35ヶ國の青少年を日本にお招きする「さくらサイエンスプラン」を?qū)g施しています。中國からは3年間で全體の4割にあたる4600人の優(yōu)秀な青少年をお招きすることができ、大変うれしく思っています。そして活動に參加した中國の青少年全員から高く評価されただけでなく、日本側(cè)からも色々な刺激を受けたと評価されたほか、中國人學(xué)生を?qū)澫螭酥v演した日本のノーベル賞受賞者からも、參加者の優(yōu)秀さに驚いたとの感想をいただいています。そのため、この事業(yè)を今後もますます広げていきたいと思っています。
現(xiàn)在、世界は変動の時期を迎えていますが、科學(xué)技術(shù)分野の協(xié)力はさらに進(jìn)める必要があると考えています。私は中國の科學(xué)技術(shù)はすでに日本を超えているという意見の持ち主ですが、日本もまだ環(huán)境問題やイノベーション、基礎(chǔ)研究、醫(yī)療や介護(hù)の問題でまだまだ中國に協(xié)力できる分野があると思っています。こうした分野を中心に科學(xué)技術(shù)協(xié)力活動を更に進(jìn)め、同時に両國友好の基本となる青少年交流を進(jìn)めるため、さくらサイエンスプランをさらに広げ、將來的には中國から年間1萬人の青少年をお招きしたいというのが私の夢です。今年もこうした活動をより一層活発に行っていきたいと考えておりますので、どうか中國の皆さんもご協(xié)力をいただけますよう心からお願い申し上げます。(編集TG)
「人民網(wǎng)日本語版」2017年1月26日
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