國家統(tǒng)計(jì)局はこのほど全國31省?自治區(qū)?直轄市の2月の消費(fèi)者物価指數(shù)(CPI)データを発表した。それによると、CPIの前年同月比上昇幅は軒並み1月よりも縮小し、山西省、福建省、陝西省はマイナス成長だった。中國新聞網(wǎng)が伝えた。
同データをみると、2月のCPIは同0.8%上昇し、上昇幅は前月を1.7ポイント下回った。これは2015年1月以降で最低の上昇幅でもある。
地域別にみると、物価上昇幅はいずれも縮小した。31省區(qū)市の2月のCPIの前年同月比上昇幅はいずれも1月を下回った。
そのうち広東省は同0.3%上昇で、前月を2.8ポイント下回り、上昇幅の縮小が最も大きかった。北京市は1.1%上昇で前月比1.8ポイント低下、上海市は1.6%上昇で同2ポイント低下した。
物価上昇幅をみると、西蔵(チベット)自治區(qū)は2.4%上昇、天津市は2%上昇し、全國で「2%時(shí)代」に足を踏み入れたただ2つの地域になった。ほかの地域のCPI上昇幅はいずれも2%を下回った。
注視されるのは、山西省、福建省、陝西省の2月のCPIがマイナス成長に陥ったことで、山西は0.1%低下、福建は0.2%低下、陝西は0.3%低下で、近年まれにみる狀況になった。
各地で2月のCPI上昇幅が軒並み縮小したのはなぜか。とりわけ一部の地域でCPIがマイナス成長に陥ったのはなぜか。中國人民大學(xué)財(cái)政金融學(xué)院の趙錫軍副院長は、「2月のCPI上昇幅が軒並み縮小したのは、主に昨年2月に春節(jié)(舊正月)や大寒波の影響があったため、比較の対象となる価格が高くなり、そこで今年の2月は殘存効果によってCPIが大幅に低下し、同時(shí)に食品価格も低下した。こうして2月の物価は全體的に低下した」と説明する。
今後の物価情勢について、同局の盛來運(yùn)報(bào)道官(チーフエコノミスト)はこのほど行われた記者會(huì)見で、「2月以降は殘存効果の影響が徐々に減少し、新たな価格上昇要因がさらに殘存効果の影響を弱めるとみられ、CPIは2月以降に安定して上昇することが予想される」と述べた。
また盛報(bào)道官は、「全體としていえることは、物価上昇は相対的に安定した狀態(tài)にあり、懸念されるインフレが出現(xiàn)することはありえない?,F(xiàn)在、農(nóng)産品の供給にはゆとりがあり、工業(yè)製品の供給過剰の問題は根本的に解決されておらず、こうした大きな環(huán)境の中で、全體的な物価情勢が安定したものになることは間違いない」と指摘した。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2017年3月17日
このウェブサイトの著作権は人民日?qǐng)?bào)社にあります。
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn