米アップル社のサム?クック最高経営責(zé)任者（CEO）は18日、中國(guó)で北京と深センに続き、上海と蘇州にも研究開(kāi)発センターを開(kāi)設(shè)することを明らかにした。中國(guó)のセンターに35億元（約570億円）を投資することも約束している?！副本┏繄?bào)」が伝えた。

これはクックCEOが今回の訪中で攜えてきた「大きなプレゼント」だ。クックCEOは、「弊社は中國(guó)の人材と協(xié)力を進(jìn)める機(jī)會(huì)をもち、彼らがより広く、より深いやり方でアップルと協(xié)力できるようになることを願(yuàn)う」と述べ、中國(guó)で研究開(kāi)発センターを拡大することの狙いをこのように説明した。

アップルが発表したデータをみると、同社はこれまでに中國(guó)で480萬(wàn)人の雇用を生み出し、これにはアップルのオペレーションシステムiOSの開(kāi)発者やiOSシステムに関わるポジションなどの180萬(wàn)人が含まれる。アップルは中華圏でオフィス22カ所と小売店舗46店を運(yùn)営し、直接雇用の社員は1萬(wàn)2千人を超える。今年の終わり頃には、北京、深セン、上海、蘇州の4カ所に研究開(kāi)発センターが出そろう見(jiàn)込みだ。

クックCEOは17日に行われた中國(guó)高層発展フォーラムで、「アップルのスマートフォン分野でのシェアは獨(dú)占とは表現(xiàn)できない。こうした狀況は存在しないし、中國(guó)にも世界にも存在せず、競(jìng)爭(zhēng)は非常に激しい。アップルが関心を抱くのは、よりよい製品を作ることで、數(shù)が最も多い製品を作ろうとは考えておらず、市場(chǎng)シェアや出荷量を目標(biāo)にしていない」と述べた。だがアップルが現(xiàn)在、世界で最ももうけを出している攜帯電話(huà)メーカーであることには疑問(wèn)の余地がない。データによれば、アップルは2016年第3四半期（7-9月）にはスマートフォンの営業(yè)利益うち9割を占めている。

新たに勃興してきた中國(guó)のライバルの華為や小米について、クックCEOは、「彼らはうまくやっている。中國(guó)での競(jìng)爭(zhēng)は一層激しくなっており、これはよりよい製品を出すことに力を入れる中國(guó)國(guó)內(nèi)企業(yè)の精神によるものだ」との見(jiàn)方を示した。

だがアップルは中國(guó)攜帯電話(huà)市場(chǎng)でこれまでにない課題に直面している。中國(guó)現(xiàn)地メーカーの急激な躍進(jìn)を受けて、16年第4四半期（10-12月）の中華圏でのシェアは前年同期比12％低下した。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2017年3月20日