19日に開幕した上海モーターショーでは、新エネルギー自動(dòng)車が大きな目玉となっている。従來型のバッテリー式電気自動(dòng)車のほか、水素自動(dòng)車も華々しく登場(chǎng)し、多くの人から注目を集めている。環(huán)境にやさしく、效率が良く、用途が幅広いのが水素エネルギーの特徴。水素エネルギーは、その特有のメリットを武器に、自動(dòng)車メーカーがこぞって開発を進(jìn)める存在となっている。北京日?qǐng)?bào)が報(bào)じた。

中國(guó)の自動(dòng)車メーカー?福田汽車の展示コーナーには、水素を燃料として走る水色の燃料電池バス（FCバス、長(zhǎng)さ8.5メートル）?歐輝が展示され、多くの人が足を止めて見ている。同社のスタッフによると、「水素を10分注入すれば、最長(zhǎng)500キロ走れる。また、零下20度になると自動(dòng)保護(hù)機(jī)能が起動(dòng)し、零下46度になると自動(dòng)停止するほか、スマート管理システムを搭載しており、人、車、道の一括管理を行う。普通のガソリン車や電動(dòng)自動(dòng)車と比べると、同車は、水素と酸素の化學(xué)反応によって発電した電気エネルギーを使っているため、動(dòng)力の持続時(shí)間が長(zhǎng)く、エネルギー効率が高く、走行距離も長(zhǎng)くなる。燃料を必要としないため、機(jī)械の損耗もなく、発生するのは電気と熱と水だけ。とても環(huán)境にやさしい」。

上海モーターショーではさらに、ヒュンダイの水素自動(dòng)車「FEフューエル?セル?コンセプト」も登場(chǎng)。同車の外観のデザインは自然と水にインスピレーションを得ており、環(huán)境にやさしいということを表している。量産化されるSUV「FEフューエル?セル?コンセプト」は2018年に発売される計(jì)畫だ。

その他、トヨタは世界初の量産化を果たした水素自動(dòng)車を発表し、BMWも水素自動(dòng)車の開発に力を入れて、2021年の発売を目指していることを明らかにしている。ただ、水素自動(dòng)車の現(xiàn)時(shí)點(diǎn)での課題は、燃料を注入する施設(shè)が少ないことだという。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2017年4月21日