世界の経験を見(jiàn)ると、農(nóng)業(yè)の近代化が進(jìn)むにつれ、科學(xué)技術(shù)の寄與度が土地?人力?資本などの要素を上回り、農(nóng)業(yè)生産性の飛躍的な発展を推進(jìn)する重要な力となっている。そして大企業(yè)よりも、中小企業(yè)の技術(shù)革新による寄與度の方が高い。新華網(wǎng)が伝えた。（文：王一鳴?國(guó)務(wù)院発展研究センター副センター長(zhǎng)）

しかしながら金融制度の不備により、中國(guó)の農(nóng)業(yè)科學(xué)技術(shù)革新企業(yè)は現(xiàn)在、やや深刻な資金不足に直面している。それでは先進(jìn)國(guó)はどのようにこうした企業(yè)に、金融支援を提供しているのだろうか。

日本では、銀行が中心となっている。日本の農(nóng)業(yè)科學(xué)技術(shù)革新は民間企業(yè)が中心となり、銀行から融資を受けるというのが一般的だ。銀行はさらに企業(yè)の株の一部を保有し、企業(yè)経営の中心的な地位を占めている。このように銀行と企業(yè)のつながりが非常に緊密だ。

しかしこの融資モデルにも、ハードルが高く、周期が長(zhǎng)く、高コストといった特徴がある。そして融資先は大企業(yè)、もしくはリスクの少ない農(nóng)業(yè)科學(xué)技術(shù)企業(yè)に偏る。そのため巨額の経費(fèi)を必要とする科學(xué)技術(shù)の研究開(kāi)発と農(nóng)機(jī)においては、日本政府主導(dǎo)の農(nóng)機(jī)ローンが欠かすことのできない力を発揮している。

日本の農(nóng)機(jī)ローンには主に2つの手段がある。まずは農(nóng)業(yè)機(jī)械化ファンドで、次に農(nóng)業(yè)改革ファンドだ。前者の年利は6.5％で、返済期限は7年。後者は主に農(nóng)家を?qū)澫螭藷o(wú)利子で、通常10年內(nèi)のローンを提供している?？谧鶅鼋Y(jié)は3年以內(nèi)。

また日本はエコロジーな農(nóng)業(yè)のリードを重視している。まず農(nóng)業(yè)構(gòu)造調(diào)整への貸付を増やし、政策金融機(jī)関が農(nóng)産物の加工、特色ある農(nóng)業(yè)の発展などに貸付を行う。次にファイナンスリースに取り組み、農(nóng)業(yè)の機(jī)械化、栽培の科學(xué)化に向け農(nóng)機(jī)ローンを提供する。それから官民協(xié)力で農(nóng)業(yè)投資ファンドを作り、農(nóng)業(yè)のグリーン発展技術(shù)を?qū)毪?、農(nóng)業(yè)のエコロジーな発展を強(qiáng)力に促している。

中國(guó)の農(nóng)業(yè)は現(xiàn)在、産業(yè)構(gòu)造の調(diào)整、政府の支援拡大、工業(yè)による農(nóng)業(yè)への利益還元の重要な時(shí)期を迎えている?？茖W(xué)技術(shù)革新と経営體制の革新を通じ、エコロジーで循環(huán)型の持続可能なグリーン農(nóng)業(yè)を発展させることが、この段階を乗り越えていく重要な手段となっている。金融市場(chǎng)を主體とし、政策金融や民間金融を補(bǔ)助とする金融支援體制の構(gòu)築は、農(nóng)業(yè)科學(xué)技術(shù)企業(yè)の革新の重要な一助となるだろう。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2017年6月21日